新年最初の登山報告は、我が故郷の山「三角山(769m)」からです
ゆうばり、くうばり、さかばかり、どかんとくればしぬばかり
これは閉山前の夕張市が炭都としてまだ華やかなりし頃、一方では危険と隣り合わせの炭鉱マンがわが身を皮肉って語り継いできたざれ歌の一部です。
食うためには掘ることしかできず、見渡すと逃げ場のない坂ばかりの町、ひとたびドカンとくれば死ぬしかないと歌っているのです。
でも、漁師さんと同じで実入りは悪くないので採炭夫の生活はそう悪くなかったと言われています。
当時贅沢だったお酒や車や家電は夕張で真っ先に売れたらしい・・
と、その栄華のかけらもない、今は市の財政が破綻して残ったのは坂ばかりの我が故郷の山は今も昔も変わらずにそこにあります。
白だけの景色、三角山の頂上は小雪まじりでした。

廃墟と化した旧夕張第二小学校は財政破綻の象徴のようで物悲しい

見込んでいた登山開始場所よりも2km手前からスタートしているので往復4kmのアルバイト覚悟で出発

夕張市立丁未(ていみ)小学校跡⇒炭都夕張の礎がここにありました。

かつてメロン城というお土産の製造販売所跡地も廃墟巡りの一部

夏場でも利用者の少ない閉鎖されている道道夕張岩見沢線(道道38号)をショートカットしながら標高を上げていきます。

手入れが行き届かない樹木にツタウルシはいたるところに・・

この実に触るとToshiは冬場でも被れた経験有り

キツツキのドラミングも今は聴こえていません。

はぁ~、歩く距離と標高で凡そ6合目のここ風致公園までで4kmです。

やれやれ道道を反れてようやく三角山の手前まで歩きました

晴れていると眺めの良い場所なんだけどねぇ~、今日は織り込み済の曇天

三角山頂上には標柱らしきものなし、GPSで確認するのみ!

風はないけど気温はマイナス7℃

下山途中、スキー、ボード、尻滑りも楽しめそうな斜面

帰りの風致公園、夏場もキャンプ場としての運営もない様子

暑い夏も冷涼で広々としたよい公園も宝の持ち腐れでしょう。

昭和63年と書かれているから、Toshiが社会人三年目の年にはまだこんな素敵なガードレールが作れた夕張市

夕張希望の丘とペイントされた煙突の後ろの「ニ〇リ社」が植えた桜はほとんどが枯れて育っていません。

なんといっても希望の丘の向いにはこの廃墟、観光を謳うことはできません。

はい、
なんとも、故郷紹介なのに持ち上げるところなく残念です。
山だけは動かず、じっと坂で暮らした卒業生皆を見守ってくれているようで、
今回もまた揺籃の安息を得た気分のToshiです。
往復10.8kmの登山の下山後は、本日の取りつき地点にある夕張神社に今年一年の安全登山を祈願してきました
かつて夕張市民でありながら、この立派な夕張神社への参拝は初めてです。

おしまいはいつものショボ動画、今回のBGMは夕張北高校校歌です。
お陰様でToshiが卒業した夕張北高校は、当時の校舎がそのままリーズナブルな合宿所『ひまわり』として活かされているのでその建物を目にすることで郷愁に浸ることができます
スポーツ合宿だけでなく研修、セミナー等で是非ご利用いただけると幸いです。

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