◽️◽️ネタバレ注意◽️◽️


『キングダム 大将軍の帰還』への思い、

王騎への想いを綴った①はこちら↓


王騎と摎♡について②はこちら↓
騰(トウ)。
王騎軍の副官
一人だけ西洋っぽいお顔立ちと甲冑。
常にポーカーフェイス。

王騎との阿吽の呼吸。

謎に満ちた人物だけど、
あの王騎が側に置いているのだから
ただ者ではないのだろう。
そして、かなりのオチャメさん…!
(前作の「まんのまん…」のやりとりワロた)
アニメ・原作では、
そんな第一印象だった。
そしてこの馬陽戦を観て、ハマる……。
王騎に次いで大好きな、騰!!

ヴィジュアル面でいうと、王騎に次いで
実写化が難しかったんじゃなかろうか。



でも!……要潤がやってくれました!

あの団栗眼ではないけれど(当たり前)、

彼はまぎれもなく"騰"だった!


過去3作では、

ほぼ王騎の側に控えているだけだった騰。

やっと…大活躍!!待ってました!


龐煖を追って、どんどん山の奥深くへ

入り込んでしまった蒙武(平山佑介)軍。

案の定、趙軍に囲まれメタメタに攻撃され

完全に孤立…。

すぐそこで総大将の首が狙えるとなれば

追撃したくなる気持ちはわかるけども…。

ほら、王騎の言いつけ守らんからだよ!と

分かっていても立腹する自分。


ーーそこへ颯爽と登場する王騎軍!!

馬で駆けくだってくる

王騎が最高にかっこ良い!

初見はそのかっこ良さに圧倒された。

二回目は、

レジェンドとなった王騎の勇姿を

改めて目撃して…。

やはり王騎はこんなにも凄い武将なのだ…

と、泣けて泣けてしかたなかった。


王騎から

「騰、アレでいきましょう」と言われ、

「アレですね」と答える騰。

詳細を語らずとも

きちんと実行にうつす、騰。

二人の信頼関係のなせる技。


ファルファル(!)と音を響かせて…馬上で

剣を振るい、猛然と突趙軍に撃していく騰!

あの機動力よ!あの突破力よ!

趙の軍師・趙荘(山本耕史)に

「これほどの化物を隠していたのか」と

言わしめた実力の持ち主。

もうこの場面、自分ニヤニヤしていたわ…。


そして、王騎の最期の時が訪れて…。

王騎が亡くなるこの場面。

馬上の王騎を取り囲む信や王騎軍の兵士たち。

そこへ騰が到着して、

騰の視点で導かれるのが、すごく好き。

王騎の最期を悟ったであろうこの瞬間、

騰の気持ちを考えると切なすぎる…。


「長く私を後で支えてくれましたが、

本来あなたの実力は私に見劣りしません。

この軍と先のこといっさいを

あなたに委ねます。頼みましたよ、騰」


その言葉を受け止める、騰の姿が…。

表情はいつものポーカーフェイス。

しかし、拱手する拳には血が滲んでーー。

…どれほどの怒り、悲しみの感情だろう。

騰の胸中を察すると、涙が止まらなかった。


今までの経験、そして、この王騎の言葉。

それらを踏まえてのーー。

後に騰が言う、


「私には  中華をまたにかけた 大将軍 王騎を

傍らで支え続けた自負があるーー」


…なんだろうな。


なんて見事な"自負"という言葉の使い方か!

まさに王騎を支えた"自信と誇り"ーー。

このセリフを知った時、打ち震えたよ…。


(↑①で書いた通り、

王騎亡き後のキングダムのストーリーを

知らなかったけど、YouTubeやネットで

いろいろ流れてくるのを見てしまった)


素晴らしかった、実写化『キングダム』!

本作『大将軍の帰還』は自分にとって

特別なものに…。

(5作目以降も制作中♪らしいので、

ワクワクですな!)


王騎の死で何か燃え尽きてしまって幾星霜。

おかげでアニメや原作の続きを観たい!

読みたい!と思えたのがなにより嬉しい。


信や嬴政、羌瘣に河了貂、楊端和、

壁のあんちゃん…などなど。

皆の成長と行く末を見届けたいし、

新たな魅力的なキャラがたくさんいるし、

楽しみしかない。


何より。

王騎亡き後の、

騰が率いる王騎軍の活躍を知りたい!

タイトルのセリフを騰が言う場面で、

さらに打ち震えたいっ!!


待たせたなっ、相方よ。

古の中華の英雄譚に熱くなる日々が

また始まるっ(我が家で)!!