娘の志望校の見学に行ってきた
見学の案内を志望校のHPで見た時から
娘と行こうと話してた
所属中学から志望校を受けた例が少なく
志望校について担任に質問しても
いつもあまりハッキリとした返事が返ってこないまま時間が過ぎることが多い
なら自分でやるしかない
暇さえあれば
志望校のHPを開いてみたり
口コミサイトや掲示板などを検索しまくってた
ほんとは娘自身にもっと積極的に調べてほしいことなんだけど(笑)
娘もたまに調べてるみたいだけど
いい書き込みばかりじゃないから
だんだん不安になってくるらしく
最近は部活動のことばかり調べてるらしい
部活動を調べてると色々気分があがるらしい
まぁ、気持ちがそちらに向くようになっただけでも大きな進歩だよ、うんうん♪
進学に向けての説明会や行事は
中学生が行くなら制服着用が必要な場合が多い
娘は参加したい気持ちはあるのに
いつもそこで足止めされてしまう
先日あった市内公立高校合同説明会も
行きたいと思いながら行けず私が行った
自分が制服を着るのもパニクるが
制服の団体、特に所属中学の制服もパニクる
そんな娘が志望校選ぶ第一条件は
「制服がない高校」
以前、再登校にこだわるより
これからに目を向けてほしくて
通信制も視野に入れて
どんな高校がいいか聞いてみたところ
娘はきっぱりとした顔で
「高校には通いたい」
「もう高校でも制服で同じ思いはしたくない」
「中学で出来なかったことを高校でやり直したい」
って、言った
一口に制服がないと言っても
普段は私服登校OKでも、行事時には制服着用
が必要な高校がほとんどだ
が、去年の秋
底知れない不安にどっぷり肩まで浸かりながらすがる思いで
娘と一緒にシラミ潰しに調べて見つけた高校は
制服が全く存在しない
ありがたやありがたやーっ(>人<)
しかも、ギリ自転車通学圏内
人ごみや人の視線が苦手な娘に電車通学は
ハードルが高いので
自転車通学はありがたい
しかも、公立
情けない話だが、我が家は経済的に苦しい
公立は親としてめちゃくちゃありがたい
しかも、不登校や社会人入学にも柔軟に対応する姿勢の学校
こんなにありがたいことはない!
娘を、私達家族を、受け止めてくれる学校がある
と思えただけで
どんなに安心出来たことか
あの日、安堵感が半端なくて
一人で泣きましたよ私(笑)(^^ゞ
目標を見つけた娘と私
あとは娘の心身状態を
そこに向けて整えていこうと考えて
あの時から前進後退繰り返しながら
日々を過ごしてる
前置き長かったけど(笑)
今回の志望校見学は
私達には大きなはじめの1歩
娘はずっと私に腕を絡ませてたけど
始業式の時みたいにギューと握ったりせず
その手に力は入ってなくて
足取りも軽く
目はキラキラしてた
思ってた以上にいい雰囲気の学校で
私も安心出来た
入試の際に気になってた
私服で受験可能かどうかも確認出来た
全く問題ないですよ
と言ってもらった時は
正直、涙が出そうになって
娘の前で平静を装うのが大変だった(笑)
受かるかどうか以前に
受験出来るかが気になってたから
志望校に対して、心から感謝した
あとは受験日の他校からの受験者の制服姿に
耐えられるかどうかだけど
それは娘自身の問題
私達のこれからの課題
まずは受験出来ることに感謝!(^^)
旦那も休みをとって一緒に行ってくれた
実は少し前、引きこもりと事件との関係が話題になってた頃
出張先で一人でいた旦那も色々考えて不安が増大したんだろう
「志望校に落ちたら働かせないと引きこもりニートになる!」
と言い出した時があった
私は
「いいんじゃない?
落ちても、受験自体が今年無理でも
娘が高校行きたいと思ってるなら
娘に最適な学校がそこしかないなら
今年がダメでも来年、再来年、何年でも受けれ直せばいい。
社会人だって受け入れる学校なら、浪人なんてそんなに大きな問題じゃない。
働けるくらい元気なら学校行けるやん
今あの子は働きたいんじゃない高校に行きたいねん」
と、話してみた
旦那も少し落ち着いた様子になったので
志望校についてもう1度色々説明してみると
あんまり分かってなかったことが
不安を大きくさせていたようだった
…て、何回も説明しとるがな(笑)
不安なら自分で調べてみなさいな(笑)
そんな旦那だから
実際に自分で見て感じてもらうのが
一番いいと思ってた
旦那も学校の説明を受けたり見学してみて
色々と安心出来たようだった
旦那自身が安心出来ると
子供たちへの反応も少し落ち着いてくる
ちゃんと情報を得て漠然とした不安を解消していくことで
不登校登校しぶりの理解に偏見が混じりにくくなる
私は最近、親子関係改善に向けてその部分に日々色々試行錯誤している訳だが
今回それを再認識出来た気がした
私と旦那にとっての
はじめの1歩にもなった気がする
娘ははじめは、私と二人で行きたいと言ってた
でも旦那も一緒に行ってもらうことにした
見学しながら
旦那と娘が
「いい学校だねー」と
笑いあってるのが印象的だった
不登校の娘を受け止めきれずに苦しんでた旦那
それを辛く感じてた娘
旦那と娘にも
はじめの1歩だったのかもしれない
小さくても少しずつ1歩ずつ
家族で歩いていかなきゃな
と、思いなおした1日でした