今日は上野に大哺乳類展3を見にいってきました
パーフェクトバランス
ああ、パーフェクトバランス
なんて美しいのでしょう
どっからどう見ても
いつ見ても
保たれる均衡
哺乳類だもの、脊柱だもの
ハフッハフッと鼻息荒く骨格展示を回ります
凄いなぁ
これらが絶妙なバランスと絶妙なタイミングで
機能を果たしてくれるから
私達は活動をする事ができるのです
順路を辿り着ずっと眺めていると
ふ、と気になった事が
四つ脚歩行の動物の脊柱
主に 胸椎の後ろ側
どの子もみな
たてがみのように逆立ってます
写真の1番目 のぞうさんも
ハンドウイルカさんも
まぁ海の哺乳類は背ビレがあるものもいますしね
なのですが
四つ脚歩行をする生き物は
直立歩行の私達と何が違うのか
内臓が下向きに垂れ下がっているわけなのです
その垂れた内臓を支えて守る為には
三角形のテント△のように
胸椎の後ろ側を尖らせて伸ばす必要があったのでは
と、すると
比較的地上で上体を持ち上げてる
アザラシは内臓が腰椎に垂れ下がる傾向にあるから
もしかして二足歩行の私達と近い胸椎をしてるかも?
ドキドキしながら
ソロォーリとアザラシの骨格標本の背面にまわると
。。。
、、、
ほわーーーーー!!!!!!!
四つ脚歩行の生き物よりは
胸椎の後ろ側が伸びてない
私達と似てる
ってことは
私達は二足歩行に移行していくことで
内臓を支える場所が胸椎から変わり
頭蓋骨がテントの△の頂点となり
頭蓋骨が上に伸びて余白が生まれ
それにより脳が発達する事ができたのかも!?
頚椎ではだめなんですね
内臓が垂れ下がってこないから
胸椎以下が垂直になることで
テントの頂点が変わるのでしょう
アザラシは腰椎でまた方向が横になるので
腸の場所が腰椎にそろってるのかな?
胸郭はビックリするほど大きいけど
頭骨はそんなに大きくないもんね
類人猿はまだ頭蓋骨が前にはみ出しているけど
人類は完全に直立歩行
内臓は頭蓋骨の真下に垂れ下がることになるもんね
なーーんて夢想してしまいました
ヒグチユウコさんのグッズも最高!
そんな大哺乳類展3
めちゃくちゃ楽しかったです
哺乳類展だったので
肩にモモンガをのせて鑑賞いたしました
昨日、蹴り姫が実費で購入した
モモンガのぬいぐるみを
今朝急ぎで加工して
肩乗り仕様にしましたよ
小ネタを挟みつつの哺乳類展
行かれて良かったです