心のアルバム

 

 

春を迎える頃の暖かな日

浜辺で海を見ている

風もなく波も穏やかで

静かな時間が過ぎていく

 

波の音が心に響き 

やがて心臓の鼓動と波長を合わせ

時間が過去へと遡っていく

 

そこには父がいて母がいて妹がいて

笑顔があり愛があり

僕が育った家庭があった

 

つかの間の時間であったが

波の音が僕を過去へと導いて

忘れてはいけない風景を心のアルバムにもどしてくれた