海を見ている
ときおり風が浜から海の方へ抜けていく
海の蒼と空の青との違いで水平性がほんのわずかであるが
弧を描いて伸びているのがわかる
太陽はもう空の高いところから僕を見下ろしている
穏やかな朝だ
ところどころに雲が浮かんでいる
波がければ 時間が止まっているかのようだ
静かに目をつむると
僕の心が現在と過去を行き来する
僕の生まれる何億年も前からこの景色はかわらずにあるのだろう
そしてこの後も何億年もこの景色は変わらないのであろう
しかし 永遠には続かないのであろう
永遠とは何か
永遠とは言葉だけが存在するのであって
永遠に存在するものはないのではないか
それでも 僕は思う
人と人との絆は永遠であると
そう思い信じる
