義父との話し合い中に来た来客は元義祖母の部屋、

現在、私の自室と割り振られている部屋の

壊れているクローゼットの修理業者で、

義父はその修理が終わったことを告げに来た

 

業者であれば立ち会うのが普通だと思っていた

しかし毎回、義父母がついて来る

 

家の中のどんな位置にも業者にくっついて来る

そして口も出す

 

こちらでやり取りすれば済む話も

必ずぴったりついて来る

 

 

ああ!よかった☺️💕

直ってよかった⭐️⭐️⭐️

やっぱりさすがね❤️

 

と、業者の方々に対して

オーバーリアクションな義母に合わせて

 

ほんとですねええ!!!

よかった!!

さすがですね!!!

直って嬉しいです!!!

ありがとうございますううううう!!!

 

と、私もテーマパークのお姉さん並のテンションで続けなければならない

 

 

そしてその後に義父から

猫見せて

と要求が来る

 

 

そのどちらにももう耐えられず、

体調の悪かった私はクローゼットなど

どうでも良くなり立会いをやめた

 

 

 

 

ガチャッ

 

のしっ

 

のしっ

 

のしっ・・・

 

 

ああ、

ここに

居たのかあ

 

 

キッチンの奥ばったところにある、

収納と収納の間の角ばった人が一人で入れる程度の

隙間にしゃがんで隠れていた私は

致し方なく顔を出したところを

見つけた義父が言った

 

 

修理が終わったから、

僕が説明するよ

 

 

のしっ

 

のしっ

 

のしっ

 

 

部屋の手前にある壁際の収納を通過し、

L字型に奥側の壁沿いにある収納の前で

立ち止まった義父がクローゼットの

扉に手を掛けながら言った

 

 

こことここね、

全部見てもらったから

 

 

(なんですと!?)

 

 

修理すると聞いて居た扉以外の扉も

勝手に開けた(!!)と聞かされ、

無言で居た私に更に義父は言った

 

 

さあ、

試しに今、

開けてみて!

 

 

致し方なく開閉して見せた

 

 

じゃあ次ね、

こっちは開くようになったからさ、

僕がやって見せるね

 

 

ドア近くにある手前の収納は壁面型で3枚のうち中央は左右に、

左右の扉はそれぞれスライドすると中央の扉が少し浮いて、

その内側にスライドする仕組みになっている

 

その中央の扉が壊れていて、

どの扉も開閉に力もコツも必要だった

 

完全に壊れる寸前の状態なので、

一度も物を収納したことはなかった

 

 

 

ここね、修理して開くようになったから

 

修理しても経年劣化があるからね、

そっと開閉してね

 

さあ、やってみて!!

 

 

直ってますね、

ありがとうございますううううう〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

修理を大げさに喜んで見せたからか、

満足げな義父はまだまだ止まらない

 

 

そうだ、義母が渡そうとしていた

シャインマスカットがあるよ

 

 

何度も話をスルーして

このまま受け取り拒否しようとした

好きでもないマスカットを

忌まわしの洋間で受け取る羽目になった

 

 

漸く完全撤収した義父母

何だ、

この敗北感は・・・

 

 

 

二言目にはプライバシーと言う旦那

個人主義の義家族だと聞いて来た

プライバシーは重要よね

という言葉を義母からも聞いたことがある

 

可能性は否定できないととっても疑っていたが

必要以上の収納はまさか開けないだろうと

一応信じてみたのだが・・・

 

どこがプライバシーだ

この××義家族!!!

 

誰もいない洋間に向かって叫んだ