ある日、私は健康診断で外出していた。
生活費をくれない旦那へのモヤモヤ
義父母からの怒涛の生存確認にうんざりで
おい詰まっていた私は返信することもやめていた。
それでもくる生存確認。
義実家はなかなかこじれた親子関係なので、
息子と義母からは母の役割、
義父母には息子の身代わりが求められる。
怒涛の連絡をされたことが
ある人ならわかると思う。
もう返信するのも
連絡の内容を見るのも
辛くて動悸がする。
こんな時、旦那は長期出張で不在。
そして、良くないことは続く。
健康診断はサクサク進み、いよいよ採血。
熟練の看護師さんかと安心していた。
「あれ?(血管)いなくなっちゃった???」
(グリグリ)
2分後・・・
「あれ?うーん・・・おかしいな・・・」
3分後・・・「ごめんなさい、一旦抜くわね」
(まじ?!!)
「太いのでやって見るわ」
(なんだって??!)
2度目でなんとか血は採れたのだが、
なんだか息が苦しい・・・
すいません、
気持ち悪いです・・・
お水もらえますか・・・
貧血になってしまい、
心電図の台で休憩させてもらうことに。
このタイムロスが
本当に痛かった。
これにより、どんどん時間が押し、
最後の問診待ちで1時間。
どんどん焦る。
義父母に侵入されていないかと、
帰路を急ぐ。
一本早い電車に乗れた!!
駅から走って急いで裏階段を駆け上がり、
裏口から家に入る。
パッと右手を見ると
嫌な予感は的中!
開いてる・・・
つけていたはずのドアストッパーの残骸が散らばり、
問題の洋間は扉が解放されていた。
絶望。
子供騙しだとしてもドアノブが回らなければ、
壊すまで回さないだろう良い大人だから、と思って居た私の読みが完全に甘かった。
リビングに行くと汗をダラダラと
垂らした義父が猫と遊んでいた。
気持ち悪さに
血の気が引く。
「どこに行ってたんだよ
心配したよおおおおお」
すいません、調子が悪かったので病院に行っていました
「血圧がぐうっと上がっちゃったよ」
ご心配おかけして申し訳ありません。
「ここで倒れて猫に食べられちゃってるんじゃないかと思ったよぉ」
(んなわけあるかい!)
この子たちに食べられるなら本望です(怒)
やっと義父が黙った。