2011年秋、不況のどん底の日本の、ある所に、
気狂いデザイナーがおりまして、
お客様に自分のパーカーのパターンが
いかにグレートなのかを知ってもらいたい、
「でもどうしたらいいんだろう。」と、悩んでおりました。
未だ取扱店舗も少なく、
ほぼそろっているのは自分のアトリエショップと、南青山_Lくらい。
「もっとzeitの良さを多くの人たちに分かってほしい。」
でも日本はいまだかつてないファッション不況の真っただ中です。
バイヤーさんたちも新しい物は怖がって本気で扱おうとはしてくれません。
「あ、そうだ。コマ割りでアップ画像の連続写真にして、ブログにアップしてみよう。」
「そうしたらZeitがフツーのパターンとどれだけ違うのか分かってくれるに違いない。」
「ウチのパタンナーさんが特許を取得しているものだし、パクられたら訴えれるし。。」
気狂いデザイナーは実行してみることにしました。
まずは正面をフードから。
胸から高にかけてつながっている変形ドルマンの様子を。
そして裾へ。
肩から袖の部分。身頃からダイレクトにつながる特殊パターン。
裾へ。裾リブが脇腹へとつながっている特殊なパーツをご覧ください。
フード。
背中心をクロスさせた、クロスドルまんスリーブは
ウチのパタンナーさんが特許を取得しているもの。
後裾はトレードマークの裁ち切りスワローテイル
人間の身体が入るとあらあら不思議。
訳が分からないくらい連続した平面パターンが
今までにないくらい立体感のある
素敵なパーカーになってしまうではありませんか。
「これは悪魔に魂を売って得た、魔法のパターンなのさ。」
気狂いデザイナーは 二ヤリと笑って言いました。
とさ。
オべりスクアトリエショップ→http://obelisk.shop-pro.jp/