昨年から知人などの伝手を手繰って調べましたが、以前、カブトエビが居た田んぼの多くは居なくなったようでした、自力でも探したところ、カブトエビの幼生が居るとの事で喜んでいたのですが、残念ながら貝ミジンコでした。
知人の話から、除草剤を使うようになって居なくなったとの情報も有り、諦めていたのですが、ちょうど発生時期になったので、今年も探してみると居ました!!見つける事が出来ました、神戸市内でもまだ大丈夫でした、でも、外来種なので保護の対象では有りません、拡散させない様に注意する必要が有ります、アメリカザリガニと並んで子供の頃の郊外学習での懐かしい記憶の生物なので多少複雑な気持ちです。
ホウネンエビも捕獲出来ましたが、帰ってから確認しても見つかりませんでした、ホウネンエビはアルテミアの成体と似ています、体色は緑で尾は朱色でアルテミアよりも綺麗です、カブトエビよりも小さく素早く逃げるので捕獲するのはカブトエビよりも難しいです。
動画【YouTube】
BGM:Brave of eternal written by K’z Art Storage
5個体をオブロン水槽に投入しました、3日経って落ち着くかと思いましたが行動は活発です、これだけ元気なら水中耕運の役に立ちますね。
気性が荒いのか?餌が足りないのか?良く格闘しています、アルテミアの代用餌を与えると落ち着くので、餌が足りていなかったのでしょうか?
取敢えず、餌代わりにモス玉を作って入れていますが、水が透明過ぎるのも良くないのかも知れません、グリーンウォーターになって藻類を摂取し易い方が良いのかも知れませんが、この照明器具では難しいのでアルテミア・ワムシの栄養強化剤のDHA藻類を入れてみます。

何と3個体も脱皮をしました、こんな複雑な構造なのに良く脱皮出来ると感心します。
卵も見つかりました、でも大変でした、泥んこ水を顕微鏡で観察していると、アルテミアの卵の様な茶色い球体が多数見つかりました、水替えを繰り返えして濁りを少なくしたり、卵をスポイドで吸ったりしてソーティングを繰り返していましたが、2回も不注意により回収容器を倒し、2回目には完全に周囲にまき散らし、この間2時間ほど格闘しましたが、さすがに同じミスを2度もすると意欲が失せました。
しかし、ラッキーな事にオブロン水槽のメッシュ籠の残渣を見てみると、卵らしきものが見つかりました。

卵の表面は粘着質な様で砂粒や木片などに付着しているものも有りました。
動画を良く見ると、3’53’’辺りに麦飯石に付いた卵が見えます、他にも付いている所が有るかも知れません。

次回は、卵を乾燥させて耐久卵にして孵化するのか実験してみます、アルテミアの様にいつでも孵化させる事が出来ると、この時期だけの観賞対象では無くなるので期待しています。
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