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珍しく娘から電話があった。
何かマズイことが… ざわざわした。
長い沈黙の後に、「ピノが死んでしまった。。」と。
事情を聴きながら、ふたりで泣いた。
私の涙は 可愛らしいインコのピノを失った悲しみと
自分を責め続ける 娘がかわいそうで。。
もし、私がチビを飼っていなかったら、理解できなかっただろう。
「たかが小鳥一羽じゃないの」 って思ったかもしれない。
でも、チビと一緒に暮らしてみて 鳥にも感情があってね、
飼い主にも愛情や気遣いや優しさを示してくれる
賢くて、愛らしくて、かけがえのない存在なんだって。
娘を慰めてあげたくて、掛ける言葉を探したけど、
ごめんね。
おかんは阿呆だから、見当違いなことを言ったかも。
だけど、ただ ひとつだけ言えることは
ピノは6年間も、娘夫婦にたっくさんたっくさん愛されて
本当に幸せだったと思うよ。
