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とうとう 新型コロナウイルスが全国に蔓延し、
感染者が出ていないのは わが岩手一県のみになってしまった。
なぜ岩手からは感染者が出ないのか。
そのことについてネットやマスコミで、さまざまな意見を目にした。
「県土が広く、三密になる環境がない。」
「人口密度が低い=過疎。日本のチベット。」
「医療体制が整っておらず、PCR検査数自体が少ない。」
うむ。。 …確かに否定出来ない。
しかし、「やっと優勝できたね
」
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高校野球で 東北勢が優勝してないってことか。
また 「保守的、閉鎖的、排他的な県民性だから。」
しまいには 上記の地図をもじって、「苦手な県民マップ」まで出現。
こうなると あからさまなヘイトだ。(笑)
まだ 岩手から感染者が出ていないというのは
特別、岩手県民が努力しているというわけではない。
どの県でも 感染防止策を徹底しているし、
岩手にだって 危機感のない無頓着な非常識な人もいる。
その点については どこも同じだ。
じゃあ、どこが違うのか![]()
私的に頭をひねってみたところ、思いついたのが
新型肺炎が広まったのが、「真冬」だったということだ。
岩手の厳寒期には、観光客が激減する。
来県するのは スキー客ぐらいだが、今年は暖冬で雪がなかった。
おそらく、それで外部からの人の流入を防げたのだと思う。
また、県民自体も あまりにも寒すぎて外に出なくなる。
というか出られない。(笑)
厳寒期には路面が凍結するので、徒歩で移動するのも命がけ。
私なんぞは家から一歩も出ない日もあるほどだ。(爆)
もう一つは、大勢の人と密着する機会が少ないこと。
こっちでは 交通機関が充実していないので、
18歳以上は みなマイカーを持ち、一人一台で通勤する。
電車やバスで通勤することがあっても、
都会のように 満員電車にぎゅうぎゅう押し込まれることはない。
そういう点でも、人との接触が防げていると思う。
さらに「夜の街」についても、都会と違ってたかが知れてるからね。
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最後に この記事を書いた記者さんに訂正を求めます。
⑴ 新幹線の駅近くや幹線道路の国道4号沿いにある店舗
ではマスクがすぐに売り切れてしまうが、それ以外の店
舗では1日ではけないこともしばしばある。
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マスクはどこの店でも売ってませんよ。
⑵ 県庁所在地の盛岡市で一番の繁華街の大通も人通りは
まばらで閑散としている。
↑
大通りが閑散としているのは外出自粛しているわけではなく、
いつもこんなカンジです。 郊外型ショッピングモールにお客
盗られちゃったのよ。



