あなたを忘れない | ブドリの森

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将来の自分のための備忘録
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いただき物の生地や付属品を活用して
極力材料費をかけずに仕上げるか苦戦中
たまにペットのインコの話も



 

ここのところ、母の病状がすぐれないので、 気仙沼に行く機会が増えました。
 
そのついでに、よく海水浴に行った御伊勢浜へ。
 

 


 杉の下漁港から御伊勢浜を臨む。
 
かつては広い砂浜が広がっていましたが、地盤沈下したので
 
堤防の際まで海が迫り、砂浜がなくなってしまいました。
 
 
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このあたりで遊んだ記憶がありますが、確かに もっと砂浜が広かった。
 
海の水はキレイなままです。
 
 
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人気のない浜のはるか向こうに かすかな人影が…
 
 
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 倒壊した巨大な堤防と、がれきの中間処理場を背景にたたずむ親子
 
何かの SF映画のワンシーンのようです。
 
 
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こうして海に来てもらって、地元にお金を落としていただかないとね。
 
といっても、あれほど海水浴客で にぎわっていた売店や海の家どころか、
 
見渡す限り ここにあったはずの住宅地すらありません。
 
 
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 御伊勢浜の隣にある のどかな杉の下漁港
 
 
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 この漁港を見下ろす 小高い所に慰霊碑が建っていました。
 
避難場所をはるかに超えた大津波で 犠牲になられた

93人の方々のお名前が刻まれています。
              
                 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012031100076
 
 
 
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 「 絆
 あなたを忘れない

 「ここに居れば大丈夫だ」
 しかし、無常にも第一波で
 下手から家や車が押し寄せ
 そして、第二波、第三波が・・・

 九十三名の尊い命と
 すべての財産が海へと散った
 あの一声が無上の叫びに
 
私たちはあなたを忘れない
 いままでありがとう
     こころやすらかに
        
 杉ノ下地区民一同」
 
 
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「東日本大震災の爪痕
 平成二十三年三月十一日(金) 午後二時四十六分

 マグニチュード九・〇 津波の高さ 一八メートル

千年に一度と言われる大地震と
 巨大津波に襲われた杉ノ下地区は
 壊滅的な被害を受けた
 
 
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 地区民三百十二名、八十五世帯
 家屋は、巨大津波に飲み込まれて
 土台を残してすべて流失

 七十五世帯、二百十九名
 避難生活を余儀なくされた
 
 
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 平成二十三年十二月十日 残されていた全壊家屋が取り壊され
 杉ノ下地区から全ての家屋が消えた
 この悲劇を繰り返すな
 大地が揺れたらすぐ逃げろ
 より遠くへ・・・より高台へ・・・

  犠牲者名
 一班
 二班
 三班
 四班
 五班
    杉ノ下遺族会」