弱者に冷たい東京都府中市①の続きです。




2008年6月2日に東京都府中市長に府中スマートIC建設計画に関しての反対要望書と反対署名264名を代表5名で提出したあと、とりたてて特になんの変化もなく時は流れていった。何の返事もないので、「便りがないのは良い証拠」なんてことも思っていたのも甘かったですね。


その間もときたまS市議会議員の同級生だったという近隣住民の一人から「Kちゃんはこの辺には作らないって言っていたよ(自分の領土みたいな表現をされる人なんだなーと地元有力市議会議員のお力を感じた私(笑))、素晴らしいお力ですね!)」とか、近所のおば様が「府中警察署がここにはつくらないって言っていたよ」とか風の噂情報をたまに聞く中、時は過ぎ去り・・・・・・・・・・・・


そしてある日東京都府中市からポストに突然のおしらせが投函されて・・・・

2008年9月27日に第1回「(仮称)府中スマートインターチェンジの計画説明会のお知らせ」
2008年11月27日に第2回「(仮称)府中スマートインターチェンジの計画説明会のお知らせ」
2009年3月29日に第3回「(仮称)府中スマートインターチェンジの計画説明会のお知らせ」

がありました。


この計画説明会は、名目上は「近隣住民の皆様と意見交換を行う会」なのだが、

コンテンツは完全に、東京都と府中市と
中日本高速と土木事業者の「自分たちが勝手に推し進める事業を一方的に近隣住民に伝える会」になっている。


各計画説明会の中身はすべて同じ内容で、つまり、会がはじまってから1時間半の間、見えにくいスライドを使いながら、府中スマートICの概要、最新データによる交通量の推計結果&実測結果、騒音・振動の調査結果、周辺環境への配慮というもので、ざっといえば「このスマートICはあるといいですよ♪環境基準もクリアしていますしね」という内容。残りのたった30分間だけは住民からの意見交換タイムなのだが、ほとんどすべてが「スマートICができたら不安」だとか「絶対反対!」という住民からのネガティブな意見のオンパレード・・・・


しかし、すごいんですよ!!東京都も府中市も住民の意見には微動だにせず、年をかさねた高齢者の方が叫びにちかい様相で訴えているにもかかわらず、アンドロイドのごとく無表情な東京都と府中市の面々。なにか質問すれば都市整備&利便性の一点ばり。われわれ中央道沿いの近隣住民は今現在でも騒音、空気汚染、震動に悩まされているんですよ。今まで我慢しているからもっと我慢できるってことなのでしょうか?こんな住宅地にスマートICを建設する理由が全くわからない。謎が多すぎる。


そして、1回目、2回目の計画説明会で参加していた多くの住民がクリアでなかったのが、「こうやって私たち住民は反対しているのに、東京都と府中市はこの計画についてどうするのか?計画が白紙撤回になるのか?」という疑問。


1回目でも2回目でも住民たちが質問しているのに答えはのらりくらりファジーなまま。


そして決定的になったのが3回目のときに近隣住民で同じように強く反対している奥様が粘り強く「こんなに近隣住民が反対しているのにそれでもこの計画を進めるんですか!!」と詰問したんです。


そしたら、東京都府中市都市整備部計画課長 A氏っていう人が「この計画は続行する予定です」って・・・やっと白状したというのが最近行われた3月29日の3回目の説明会のこと。


人間的感情を超越した方法で住民に向かってきますよね、公の力って。


私なんかは「国って所詮こういうやりかただよなーー」って思っていたから、正直去年この問題案があがったときに、府中市議会に直接、請願・陳情をしたほうがまだいいかな?と思っていたのですが、近隣住民のかたたちが「S先生に頼めば大丈夫、あまりでしゃばらないほうが・・・」というMAX遠慮モードで活動していたら、この状況・・・


ほぼ決まってしまったと先方は言い張ってます。


けど、これってあまりにもひどいと思いませんか?こちらが何も動いていないわけではないのに、264名の反対署名を集めて、府中市長にまで提出して直訴したのに、この今の状態ですよ。
これは東京都府中市が264名の東京都府中市民の人権&主張は丸丸無視ってことですよ。


3回目の説明会の後から、ご高齢者が多いこの近隣住民の方々はがっくりと気落ちしてしまってます。3回目の説明会後に身体に支障が出て入院してしまった人まで出てきました。


ちなみに先日同じ府中市だけどちがうエリア担当の市議会議員に今回の悲惨な現象を述べたところ、大変ビックリしていて「S先生は、小柳町&是政の住民はスマートICの計画を喜んでいる」とその市議会議員を含め他の市議会議員に言っていたとのこと。だから他の市議会議員のみなさんは当然のようにOKだと思っていたということ。それから、S先生は「こないだの3月29日の計画説明会も無事に終了した。住民はみんな同意している」ともおっしゃったとのこと。


ちなみにS先生の後援会のほとんどすべてが、今回のスマートIC建設計画の土地よりずいぶん離れたところにお住みになっているので、「自分の家よりも少し遠いところなら、あったらいいな、便利でいいなスマートIC♪」という感覚で賛成したんでしょう。


つまりご自分の後援会の人々のみ=住民たちと解釈しているようにしか理解できない。つまり中央自動車道沿いの住民は、彼の政治思想によると「住民」という解釈ではないようである。


同時にS先生はまわりの市議会議員の人たちに、「こないだの3月29日の計画説明会も無事に終了した。みんな同意している」ともおっしゃった件ですが、あんな大荒れになった会を「無事に終わった。みんな同意している」と言ってらっしゃるのは、こういったら失礼ですが「先生、大丈夫ですか???」の一言につきます(笑)。


当日S先生とS先生のご尊父様と元市議会議員とかいうMという人ほか、工事関係者風なひとたちも引き連れていて、私たちの席のすぐうしろにお座りになってましたが、何かあると反対意見者に対しては野次(私は意見を述べているお年寄りに対しての恫喝にしか聞こえませんでした)のようなものは飛ばすは、おまけに、司会の府中市の職員に対しても「もう時間だから!」と反対意見者の意見を中断させようとする始末。そして引退したM元市会議員様様のタイムキーパーのお仕事・・・・またこれに素直に従っている府中市の職員・・・談合しているといわれていても仕方ないんではないですか?


この様子を見ていて、住民の人から「癒着じゃねーーのか」「完全に談合だろ」とか言われてましたけど、さすが府中市小柳町&是政地区の自民党所属の政治家の方たち、堂々とお疲れ様でした!
お勉強させていただきました。



自民党市議会議員S先生も持ち前のカリスマパワーをご存分にいかして、都議会ではなくて、衆議院に思いきって御立候補したらいかがでしょうか?


都内初のスマートIC建設ってことで、当のS市議会議員さんも「私がスマートインター作るから」豪語&息巻いているみたいだけど、住民の一人にこんな仕事の仕方を暴露されちゃって恥ずかしくなんですかねーーー彼が認識しない市民は虫けらちゃんですからどうってことないですよね♪


地元密着でその土地に先祖代々から住んでいる人たちを大事にするのも結構ですが、今は平成ですからね。


こういったウソの上塗りの近隣住民を丸無視した計画をネットをはじめあらゆる情報媒体を利用して広めるのはいくらでもできますよ☆ということもわかっていないんですかね。


ひとりでも多くこのひどい時代遅れな政治機能が作動しているこの市の現実を知ってほしい。

っつうか、東京都府中市以外にもこんなわけわからない、ダマシの連続で都市計画を進める地域ってあるのだろうか?あるならおしえてほしい。っていうかこんな市政ばっかりだったら日本っていう国はかなりヤバイのかも。


こうなったら、超はずかしいけど、東京都府中市小柳町の現状を日本国中の方に知っていただいて、この現状がいかがなものなのか?これが民主主義国家なのか?ということを知っていただいたらいかがかなと思っているしだいです。


いずれにしても徹底的にすべてを暴露して今回の現状をつまびらかに世間様に知っていただきたいので、すでに大手のTV番組、雑誌、新聞などに今回のわれわれ近隣住民が受けている虫けらのような扱いをどんどん発信しはじめています。


・・・ところで基本的疑問だけど、府中市政って大丈夫なのだろうか?今回の計画だけでもかなりおかしい。結構探してみたら府中市の中にも形は違っても理不尽な計画がいくつもあったりして・・・・考えるだけでぞっとする。


長くなったので次につづく。