上海万博間近 | enoブロ

上海万博間近

上海に帰ってきて3日が経つが、

帰りの便で1時間遅れてしまったので、仕方なくタクシーで上海の自宅に戻った。



タクシーのうんちゃんは、

なぜか「観光で来た香港人」と勝手に設定され、面倒なのでそのままにした。


あ~だ、こ~だ言いながら、

万博がある会場付近を通ってくれる。

しかし、夜中ということもあって全くテンションは上がらない。




初めてみる万博会場だが、予想以上にすごそうだ。

何より広い。

ライトアップされていて、すごく綺麗だった。

上海万博にはいくつもりはなかったけど、

今回初めて見て、行ってみる価値はあるかもと勝手に考えていた。





しばらく乗っていると、なぜか自宅までの道のりがやけに遠い。


・・・。



明らかな遠回りだ。


タクシーのうんちゃんは観光で来た香港人だと思っているので、

いい鴨だと思い込んでいる。



自宅数キロ付近から「そこの道を右に曲がれ」と指示を出すと、







うんちゃんの顔色が変わった。ガーン



こいつは上海に詳しいのか?

それとも遠回りがバレたのか?


そんな表情が手に取るように分かる。


この一言から社内は無言である。




ナビ後、自宅に到着すると案の定バトルが始まる。。。

ぼったくりはいいが、タクシーだけはどうしても許せない性分。

夜中なのでなるべく早く済ましたいと思いながら、


こちらから、メーター表示から80元値引けと言ってみる。

落とし所は60元と決めていたからである。



うんちゃん「いや、無理だ。これが正規料金だ」


観光で来た香港人「絶対払わない無理」


うんちゃん「お前のために観光しただろ」


観光で来た香港人「…。 誰もお前に頼んでない」



このやり取りが3分ほど続く。。。


結局、正規料金230元ぐらいを運転席に投げつけて強制終了させた。



降りた時、携帯が座席にあったことに気付き、

イライラしていたので最後におもいっきりドアノブをもって締めようとしたら、

ドアの取っ手が折れた。。


折れた取っ手も一緒に投げつけてやった。





初日から大歓迎の上海である。