地球の歩き方 Egypt編 part2
エジプト用語集
■バクシーシ・・・
チップとは似て非なるもの。
大したサービスもしてない、というかなんもやってないのに堂々とお金を要求してくるという、
エジプトに行った人が必ず遭遇し、とてもうざく感じるエジプトの悪しき習慣である。
バクシーシ専門の人をブログ中はバクと呼ぶことにする。
☆2日目
今回の旅行はエジプトということで、
個人旅行だとなにかと不便なので現地発の日本人ツアーに申し込んだ。
朝4時前にホテルを出発し、カイロ空港へ。
1時間ぐらいのフライトでナイル川中流にある都市ルクソールへ到着。
バスで最初の見学地カルナック神殿へ。
まだ朝の8時過ぎぐらいなのに日差しがとても強い。
最近ジュネーブで太陽を全く浴びてないもやしっ子には
この日差しは強烈すぎる。
これでエジプトは冬だとすると、夏はもう罰ゲームですね。
そんな暑い中カルナック神殿を見学
ラメセス2世が3200年前ぐらいに建てたこの神殿は、
入り口も大きく、神殿の柱にはヒエログラムという象形文字がこれでもかと刻まれており、
当時の王様の力の強さをひしひしと感じる立派な建物です。
これらが遥か昔に作れらていたとは驚きです。
もちろんこの神殿には観光客目当てのバクさんがいっぱいうろうろしていました。
その手口はといいますと、ターバン巻いた暇そうなおじさんが観光客に近づいてきて、
「こっちに面白い絵があるからちょっと見てみなよ!」や、「こっちからだとよく見えるよ!」
など、どうでもいい情報で誘いこみ、ついていくと案の定どうでもいい絵や景色なのに
堂々とバクシーシを要求してきます。
それらしき人を見かけたら目を合わせず無視したほうがいいでしょう。
↓入り口から見える門
↓134本もある大列柱
↓オベリスク
次は近くのルクソール神殿へバスで移動。
こちらも大きなオベリスクと立派な像が並んでいました。
ここのオベリスクのうちの一つはフランスはパリのコンコルド広場に建っているらしいです。
当然ここにもバクさんがいます。
神殿内を警備しているポリスも実はバクです。
こっちはofficialの人だからといって信用しては行けません。
「こんにちは」「かわいい!」「大丈夫!」と言葉巧み(?)に近付いてきて、
「こっちにいいのがあるよ!」とワンパターンに誘ってきます。
ついていくとバクられるので注意しましょう。
ルクソール神殿見学後、今日から4泊するクルーズ船に移動し今日の観光は終了。
これから4日間かけて上流のアスワンを目指します。
つづく
地球の歩き方 Egypt編 part 1
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ということで、年末を使って前々から行きたかったエジプトに行ってきました。
☆出発前日(夕方)
出発の準備をしていたところ、
我々より2日早く同じエジプト旅行に出発しているはずの友人夫婦から突然電話がっ!
話を聞くと、なんと入国審査で入国拒否され、空港で一泊した後ジュネーブに戻ってきたとのこと。
エジプトに入国するにはVISAが必要だが、普通は入国審査前の銀行でVISAを購入すれば問題なく入ることが可能である。
しかしそれは一般旅券の場合のみであり、それ以外の旅券の場合は事前にエジプト大使館でVISAを取らなければならないとのこと。よって、入国拒否。
彼らと同じ種類のパスポートを持つ我々もこのままだと同じく入国拒否(+o+)
オーマイガー!! 明日出発するのにVISA取ってないよ!
どうしよ~どうしよ~\(゜ロ\)(/ロ゜)/
慌てふためく我々夫婦。
このままでは行けなくなってしまう。
あんなに楽しみにしていたエジプトが・・・・行けなくなってしまう~・・・\(◎o◎)/!オロオロオロオロ。
まだ何とかなるかもと思い、半泣き状態で情報収集をはじめる。
なになに、スイスのエジプト大使館は・・・・・・ベルンかよ!!遠いわっ!!
お!領事館がジュネーブに!!ラッキー!!
まだ間に合うか!?今の時間は・・・・6時ー!!遅いわっ!!
けど、とりあえず電話してみると掃除の兄ちゃんが出て、「もう帰っちゃったから明日またかけてね!」とのこと
明日はクリスマスイブだから街のお店・会社も休み。
しかし、ラッキーなことにエジプトはイスラム教の国。
明日もやってる!!
そして我々のフライトは午後2時の便、
朝一で行けばなんとか間に合うかも。
けどそんなすぐにVISA発行してくれるのか?
などなどかなり不安を抱えながら明日に備え就寝。
☆出発日(1日目)
朝早く起きて準備し、8時半にはエジプト領事館前へ到着。
雪が結構降ってきた。
雪によるフライトの心配も出てきた。
う~ん、問題だらけだ。
9時に領事館のあるマンションの一室に入室。
とりあえず準備した書類を渡し、
人のよさそうな領事官のおじさんに懇願する。
今日の2時出発と聞き、少し難しそうな顔をするおじさん。
我々がエジプトをどれだけ楽しみにしていたかをおじさんに説明。
We love Egypt!!な気持ちが伝わったのか、
「わかった。今回は特別にすぐに発給します。けど、最低2時間はかかるから、11時に取りに来てください。」
やったー!!
なんとか一番でかい壁を突破できそうな感じ。
しばし近くのコーヒー屋で待ち、その後再び領事館へ行きVISAゲットーーーー!!!
普段はハグなんてしない私も妻につられて、おじさん領事に感謝のハグ。
急いで家に戻り、空港へ。
チェックインして鞄を預け、搭乗口へ。
飛行機に乗り込み、出発を待つがなかなか出発しない。
雪は引き続き降り続いている。
ま、まさか、VISAまで頑張って取ったのに、雪に負けるのか!?
そ、そんな・・・・
と、不安を抱えながら機内で待つこと1時間半。
ようやく出発!!やったー(^O^)/
↓エジプトエアーでカイロへ(鳥のマークは古代エジプトの神ホルス神)
出発してしまえばこっちのもん。
何とかエジプト旅行に行けるという実感がわいてくる。
8時ぐらいにカイロ空港に到着し、
待っていたツアー会社の人を見つけ、バンでギザにあるホテルへ。
車窓からみるエジプトの風景は驚くものばかりでした。
まず、なんといっても交通事情がすごい!!カオスですね。
・車線はあるんだけど、車線の意味をなしてない(2車線道路でも4台とか、要は空いてりゃ自由)。
・とりあえずクラクション連打。
・ありえないタイミングでの割り込み(車ゲームしてるときみたいな感覚で抜いてくる)
・高速道路なんだけどよく人が歩いている(何してるかわからないんだけどよくいる)。
・信号がない(強引に入ったもん勝ち)
・横断歩道がない(強引に渡ったもん勝ち)
・ロバ馬車多し(渋滞の原因)
・路肩でタイヤ交換している車多し(ボロ車多し)
とまあ、とにかく凄いんです。
シートベルトは必須ですね。
ホテルにチェックインし、次の日は4時出発ということなので
早めに就寝。(外のクラクションがうるさくてなかなか眠れませんでしたが。)
精神的肉体的にかなり疲れた初日でした。
つづく
ぶらり一人旅~ロンドン編その4~
俺としたことが、
こんなに連続でブログを更新するなんて、奇跡や。
最終日
フェデラーにもナダルにも会えたし、大満足の今回のロンドン一人旅。
最終日は特段予定もなかったので、昨日知人から聞いたおススメスポットである
コヴェントガーデンにあるロンドン交通博物館に行く。
ここではロンドンの地下鉄やバス等イギリスの交通に関する博物館である。
別に鉄ちゃんではないが、世界初の地下鉄の歴史はなかなか興味深かった。
その後、知人から電話がありお土産を渡したいということで、
フリーメイソンビルで待ち合わせ。
ついでにおススメカフェでランチ。
ランチ後
さよならを告げ、コヴェントガーデン周辺でうろうろ。
そこで日本人なら誰でも気になるであろう謎の洋服屋さんを見つけた!!
その名も「Superdry 極度乾燥(しなさい)」!!
みなさん知ってますか??
Superdryとあるがもちろんビールではない。
ファッションブランドである。
「極度乾燥」って何!?
しかも「(しなさい)」ってなんで命令形?
今までもジュネーブやドイツで着てる人を見たことがあり気になってはいたが、
イギリスではこのブランドを来ている人をやたら見かけた。
店内に入ってみると、怪しげな日本語の書いてあるTシャツやシャツ、ジーンズやジャケットが
所狭しと置かれており、かなりのお客さんが洋服をチェックしていた。
どうやら系統としてはアバクロみたいな感じで、カジュアルでそこそこの値段のはる
イギリス発のブランドのようだ。
ヨーロッパに来てからあまり洋服欲はわかなかったが、
あまりの怪しい日本語が入っている商品を見て、
逆にこの怪しい日本語入りのウェアを日本人が来ているとクールなのでは?!
と思い始め、購買欲が湧き出し、
ブルゾンとシャツ&アンダーパンツを購入した。
では私が買ったブルゾンのタグに書いてある怪しい日本語を紹介しよう。
「公式の二重黒いラベルの衣服。
補強された機械化の技術を使用してそして
独特な合わせた設計特殊と作られる。
長寿および強さのため。
極度の乾燥した仕事の摩耗の会社の著作権をとりなさい。」
なんのこっちゃ!!!!!?
意味がわからん!!
みんな日本語知らないからって適当な日本語並べてクールさ出しやがって~!!
↓後ろにも「極度乾燥」の文字がプリントされている
↓前面肩部分にも「極度乾燥しなさい」
↓こんな細かなところにも「極度乾燥しなさい」と命令している
帰ってホームページを見てみたら
http://www.superdry.com/
ヨーロッパで結構展開しているみたいですね。
ベッカムも来てるみたいだし。
しかしおそらく日本には進出してこないでしょ。
突っ込みどころがありすぎて。
まあ、こんな感じで結構品質も良く面白いので
私のヨーロッパでのカジュアルウェアは「極度乾燥しなさい」でいこうと思っています。
こんなかんじで最後に素敵な洋服をゲットでき意気揚々と1時間半かけてジュネーブに帰りました。
妻に見せたら爆笑&結構いいじゃんと言われた。
みんなも極度乾燥しなさい!!
おわり