2001年の1.4は空位となったIWGPヘビー級王座を巡って蝶野や健介、そして全日本プロレス・川田利明が激突するワンデイトーナメントが開催されました。さらにほぼ一年間日本を離れていた武藤の凱旋帰国、橋本対長州の遺恨精算試合と90年代の続きを見ているような夢の一夜でした。
しかし結果的に三銃士が同じリングに立つのはこの日が最後となってしまいました。
…暗黒期の到来です。
1.4事変なのか?
ジャイアント馬場がこの世を去ってしまったからなのか?
いずれにせよ1999年からマット界の磁場は狂い始めました。そこから三沢光晴らの全日本大量離脱、橋本のゼロワン旗揚げを皮切りに武藤、長州も新日本を去り地殻変動のような激動の00年代となります。
また、とうとう先に記した夢の続きを見ることは叶いませんでした…その後三銃士と四天王の対戦はいくつか実現しましたが、皆のコンディションはもはや全盛期のそれとは程遠いものでした。
事実上、この先10年で三銃士、四天王はトップ戦線から姿を消すことになります。
続く