白昼の刺客 | 珈琲にハチミツ

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「ずっと日本にいて、ただ一生懸命試合をしているだけでは自分らより何倍も大きな新日本のトップの人たちには追いつけない。」

SANADAもとい真田聖也、2014年当時の発言である。


真田聖也は当時W-1のエース格であったが海外志向が高く、社長でもありアメリカマット界に強いコネクションを持つ武藤敬司にアメリカ遠征を強く志願していた。先の発言のとおり彼が海外へ目を向けていた理由はただひとつ。新日本プロレスに追いつくこと。それだけだった。

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真田聖也、念願のアメリカに立つ


そもそも武藤塾オーディションを経て全日本プロレスへ入団し、W-1でもエースを張っていた男が何故新日本プロレスに拘るのか?実は真田は全日本プロレスに入団する以前に一度新日本プロレスの入団テストを受けている。そして結果は落選。(本人の発言によると散々な結果だったらしい。)そして同日、数多い参加者のなかでひとり内藤哲也だけが合格したのは有名な話だ。

この話に思いをめぐらせてみると、この新日本プロレス入団テストの結果が真田の心に暗い影を落としているのではないか?と考えてしまう。あくまでも憶測に過ぎないが真田の目標とは、新日本プロレスを見返すこと、内藤哲也をギャフンといわせることだったらどうだろう。

※二人はそれぞれ新日、全日でデビューしてから二度タッグを結成している。(2011年と2012年の新日全日ノアの合同興行)そして内藤が「もう組みたくない」と発言しその後タッグ対決が組まれるが特に目立った発展は…なかった。

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そもそも真田聖也がSANADAとなってロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入した理由も未だに明らかになっていない。

まさかSANADAはデハポン入りすることで、内藤を至近距離から研究し対抗策を練る。はたまた寝首をかく機会を虎視眈々と狙っているのではないだろうか?

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…逆恨みと言ってしまえばそれまでだろうが、SANADAが味わっていた屈辱感、嫉妬心、憤怒といったネガティヴな感情は時として彼自身の力となりうる。

そう。これこそ、暗黒面の力である。

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SANADAの心の闇につけ込み暗黒面に引き込むのは誰だろう?とりあえず、個人的に見たいカードがある。それは……



2017年10月両国国技館メインイベント
IWGPタッグ選手権試合

SANADA、ケニー・オメガ
VS
内藤哲也、ルーシュ









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★おまけ
ポップコーンを頬張りながらも鋭い眼光でカーロス・リベラをつけ狙う矢吹丈