223.手術に向けて(その7) | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

今日、無事に亀田病院に入院しました。天気もよく気持ちの良いドライブでした。
うみほたるからの風景は素晴らしかった!

入院手続きをしつつ、PCR検査を受けて陰性の結果を確認してようやく病棟へ。
執刀医から手術に関する説明があり、いよいよ明後日手術です。
今回も難易度の高い手術の見込みで、その内容は厳しいものでしたが、執刀医を信じで全てをおまかせします。
内容は次の通りです。

·術式名 後腹膜脂肪肉腫摘出術
·担当医師 矢嶋 大野 寺岡
·説明等
これ以上増大すると切除困難となり食べ物の通過障害から命にかかわる可能性あり。
根治的な切除は困難だができる限りの減量が望ましい。
胃の一部の切除の可能性あり。
確率は低いが胃全摘、膵全摘の可能性あり。
不整形の広範囲な腫瘍。大動脈、腹腔動脈、上腸間膜動脈の周囲の摘出は難しいが胃の小弯付近はある程度減量することが可能と思われる。
(合併症)
出血、ショック、大血管からの出血は致命的となる可能性あり。
腸管損傷、胃損傷(部分切除、血流不良時に全摘の可能性)。
肝動脈出血時の肝不全。
遺残腫瘍の増大による再手術の可能性は極めて高い。
横隔膜損傷、気胸、腹腔ドレーン挿入など。

以上