72.愛知県がんセンター中央病院 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

先日、脂肪肉腫仲間のwakadropkneeさんから愛知県がんセンター中央病院にサルコーマセンターが開設されたことを教えてもらいました。
ネットで調べたところ、先月開設されたばかりです。ご存じの方もいらっしゃると思います。
初代サルコーマセンター長の筑紫聡先生の開設の言葉を読んで、筑紫先生の患者に対する熱い思いを感じたので一部を引用して紹介します。

~愛知県がんセンター中央病院のHPより~
(前略)
当院は整形外科部を中心に東海地区の多くの肉腫患者さんの診療に従事し、肉腫の診断と治療に精通した整形外科医・薬物療法医・病理診断医・形成外科医の充実した全国でも数少ない施設です。
肉腫は四肢だけでなく頭頸部や体幹部や後腹膜など体のあらゆる部位に発生するため、整形外科・皮膚科・形成外科・外科・婦人科・泌尿器科など、どの診療科を受診すべきかわからなかったという意見を多く聞きます。
その結果、適切な診断がされないまま複数の医療機関や複数の診療科を経て当院を受診される方が少なからずいます。
このような患者さんが迷うことなく速やかに当院に受診して安心して集学的治療を受けていただくことが我々の使命だと思っています。
複数の診療科が密接な連携をとりチーム医療としてあらゆる場所にできた肉腫患者さんの診断から治療にあたります。
(後略)

愛知県がんセンター中央病院のHP

肉腫患者にとっては本当にありがたいことです。
さらに、この筑紫先生のことを調べる名古屋大学のHPに医師を目指した理由などかありました。
こちらも読むと熱い思いが伝わってきます。
ここです。

今後もこうしたサルコーマセンターが全国に開設するといいですね。

明日手術のため入院します。
手術までいよいよあと3日。