3.CT検査 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

献血は、健康な体と少しの勇気があれば誰でもできます。平日は忙しい方でも献血ルームは土日も開いています。ショッピングセンターや駅前には、献血バスがやって来ます。私はもっぱら献血バスに行っていました。その年の12月にも献血に行きましたが、結果はまた春と同じでした。アルブミンの数値が悪かったのは一過性のものではないのか。少し気になりました。義兄が消化器内科医をしており、相談したところ一度きちんと検査を受けに来てとアドバイスをもらいました。年末ということもあり、また大したことはないだろうと思っていたので焦りもなく、あっという間に年越しとなってしまい、気付くとはや2月。重い腰を上げて病院に行った時にはもう2015年2月も中旬になっていました。
病院は横浜市緑区の総合病院。まず血液検査です。検査結果が出るまでには小一時間かかります。この時もまだ大したことはないだろうと思っていたので、結果が出たら後日教えてもらえばいいと考えて家に帰りました。家に着くと病院の義兄から電話がありました。「CTを撮るからすぐに病院に来て欲しい。」何事だろう?病院に向かう車のなかでひとり考えていました。まさか?でも、目立った異常は感じていないし痛いところもない。
病院に着くと既に準備は整っていて、早速初めてのCTを撮ることになりました。造影剤を腕から注入しての撮影です。造影剤が注入されると身体全体が、妙に熱くなるのを感じました。