存在そのものを認めることが、挑戦の土台になる
「褒める」と「承認」はどう違うのか?
「すごい!」「頑張ったね!」
こんな言葉は、よく耳にする褒め言葉です。
褒めることは、相手の行動や結果を評価するもの。
例えば、テストで100点を取った時や、目標を達成した時。
でも、承認は少し違います。
「いてくれて嬉しい」「あなたといると安心する」
こんな言葉は、行動ではなく“存在”そのものに価値を置いています。
承認とは、結果を出さなくても大切に思っているという気持ちを伝えること。
それは、相手の安心感を育みます。
子どもや部下に「承認」が必要な理由
人は誰でも、「認められたい」「必要とされたい」
という欲求を持っています。
これは子どもだけでなく、大人にも共通です。
例えば、仕事で結果を出せなかったとしても、
「よく考えて取り組んでいたね」と声をかけられたら、
またチャレンジしようと思えます。
反対に、結果だけで評価される環境では、
失敗を恐れ、萎縮してしまうこともあります。
承認の言葉は、
「あなたはここにいていい」
というメッセージでもあります。
承認が育む「自己肯定感」と「挑戦心」
自己肯定感が低いと、失敗を恐れて行動できません。
「どうせ自分にはムリ」「怒られるのが怖い」
そんな思いが頭をよぎります。
でも、誰かから日常的に承認されていると、
「失敗しても大丈夫」と思えるようになります。
この“安心感”こそが、
新しいことに挑戦する原動力になります。
特に、初めてのことに取り組むときや、
困難な状況に直面したときには、
承認の力が必要です。
現場で使える「承認の言葉」の例
では、実際にどんな言葉をかければいいのでしょうか?
以下は、すぐに使える承認の例です。
- 「あなたがいてくれて助かってるよ」
- 「一緒に考えてくれてうれしい」
- 「そのままのあなたが素敵だよ」
これらは成果や正解を求めていません。
ただ、“その人らしさ”を受け入れているだけです。
それだけで、相手は「自分は大丈夫」と思えるようになります。
承認の土台があるチームは強い
組織でも、承認の文化があるとチーム力が高まります。
安心感のある職場では、
メンバーが自分の意見を率直に言いやすくなり、
問題の早期発見や、柔軟なアイデアが生まれやすくなります。
逆に、否定や無関心が続くと、
人は口を閉ざし、心を閉ざします。
リーダーの一言が、
チーム全体の空気を左右することも少なくありません。
だからこそ、日常的な承認の言葉が大切です。
次回予告
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