本日は風柱・不死川 実弥 さんのお誕生日ということで、不死川さんの好きなものシリーズを開催したいと思います。🤗
① おはぎ
不死川さんは、甘党で「おはぎ」がお好きです。
柱稽古の時に鼻の利く炭治郎によると不死川さんから、「おはぎ」の香りがしていたとか・・・
そして、実はおはぎには「半殺し」や「皆殺し」という別の呼び名があります。
これは、もち米のつぶし方が由来になっています。
この別名は、もち米を半分ほどしかつぶさないのが由来といわれる「はんごろし」、また、もち米を全部つぶすと「みなごろし」になることから名付けられました。
② かぶと虫
不死川さんは、かぶと虫の飼育をするのが趣味です。
見た目は傷だらけで怖い感じの不死川さんですが、本当は愛情深い優しい方なので、かぶと虫にもたっぷりと愛情をこめて育てているんでしょうね。
かぶと虫は、幼虫を大きく育てることによって、大きな成虫となります。
自分も子供の頃から30代くらいまでは、かぶと虫の飼育をしていました。
こちらのかぶと虫は、メルカリで購入した「いきもの大図鑑シリーズ」ガチャのヤマトカブトムシ(歩行)です。
③ 胡蝶 カナエ
【「鬼滅の刃」原作より】
不死川さんは、胡蝶 しのぶさんのお姉さんの胡蝶 カナエさんのことを密かにお好きだった様です。
そして、不死川さんは、自分を良く見せようとか、人によく思われたいという打算はなく、人からの評価を一切気にしない性分で、ぶっきらぼうなので誤解されやすいく、加えて行動が早すぎるので胡蝶カナエさんから心配されていました。
胡蝶 カナエさんは残念ながら、上弦の弐・童磨によって命を奪われてしまいました。
妹の胡蝶 しのぶさんによると、姉の胡蝶 カナエさんは鬼とも仲良くしたいと、とてもお優しい方だった様ですね。
胡蝶 カナエさん亡き後には、妹の胡蝶しのぶさんのことを心配されて、不死川さんは会う度に「元気か?」と声を掛けたり、色々と気遣いをされていました。
④ 不死川 玄弥
不死川さんは、七人兄弟の長男です。
次男の玄弥の下の妹弟達の名前は、寿美・貞子・こと・就也・弘です。
貧乏ながらも家族仲は父親を除いて関係は良好でした。
弟の玄弥曰く、幼少期から兄・実弥は、滅多に笑わなかったが、たまに笑う顔は母に似ていたそうです。
また、父親には頼れない為に不死川さんは、弟妹の世話をしながら、夫の暴力から子を庇って夜も寝ずに働く母・志津を手伝っていました。
父・恭梧は朝から晩まで酒をあおり、暇さえあれば妻子を殴るようなろくでなしでした。
そして、他人の恨みを買って刺殺されてしまいました。
不死川さんと弟・玄弥は「自業自得」と意にも介さず、二人で力を合わせて母と弟妹達を守ろうと誓い合いました。
ある夜、帰りが遅い母・志津を不死川さんが外に捜しに出ている間に弟妹達に正体不明の獣のような影が襲いかかりました。
弟妹は、たちまち血の海に倒れ、戻ってきた不死川さんは、その惨状を見るなり鉈を手にしてその獣と共に窓から屋外に飛び降り、無我夢中で応戦しました。
その獣の正体とは、鬼となった母・志津でした。
そして、夜明けの陽が昇ったところで、医者を呼びに外へ出た弟・玄弥と不死川さんは遭遇してしまいました。
しかし、この時すでに5人の弟妹は事切れていました。
自身の血と返り血を浴びて刃物を手に持ち、血まみれのまま、母の死体の前で呆然と立ち尽くす兄と、倒れ伏す母親の様子を見て動揺した弟・玄弥は、不死川さんを「人殺し」と罵倒してしまいました。
そして、弟・玄弥に抱きかかえられた母・志津の身体は、日の光を受けて崩れていきました。
家族の為に暗闇の中で必死に戦い倒した獣の正体は、日が登って初めて母親であった事がわかり、母親を自分が殺してしまった事に 幼い不死川さんは目を見開き、血まみれの姿で刃物を持ったまま、ただ呆然と放心状態で立ち尽くしつづけていました。
また、不死川さんと弟・玄弥の二人の顔の大きな傷痕は、この事件の時に付いたものです。
この一件を機に、不死川さんと弟・玄弥との間には大きな溝が生まれてしまい、不死川さんは「弟などいない」と語るようになり、弟・玄弥への態度も冷たくなってしまいました。
不死川さんは、稀血で鬼を行動不能にできることもあり、自分の血の匂いで酔わせた鬼を日光に当てて殺すという無謀な方法で殺しまわっていた頃に出会ったのが粂野 匡近さんという鬼殺隊隊士でした。
粂野 匡近さんにより、不死川さんは育手を紹介され、鬼殺隊に入隊することにななりました。
粂野 匡近さんの優しさは母親や玄弥以外の弟妹を失った実弥にとって、当初は鬱陶しいと感じていましたが、彼と切磋琢磨をするうちに実弥の方も次第に心を開いていき、いつしか兄弟のように仲が良くなっていきました。
その後、不死川さんと粂野 匡近さんは、階級も共に最高位の「甲」にまで昇進し、どちらが先に新たな風柱になるかを二人で競っていました。
そして、ある任務にて実弥と共に当時の下弦の壱・姑獲鳥と対峙することとなりました。
姑獲鳥は「自分がしあわせになる」為に大勢の子供をさらって自己満足の育児をしては衰弱させて、自分の中に還して幸せにするという理由で食しておりました。
粂野 匡近さんは、そんな自分勝手な言い分に怒りつつも冷静に物事を判断し、血鬼術にはまった不死川さんを助けて彼のアシストをして貢献しました。
しかし、粂野 匡近さんは鬼の事を母親だと庇った少女の致命傷を避ける為に、鬼の攻撃をまともに食らってしまい亡くなってしまいました。
その後、不死川さんは、柱に任命されることとなりました。
不死川さんは柱となったことで、お館様のところへ行く機会が訪れました。
しかし、不死川さんはお館様と対面した際にお館様のことを「安全なところから、ただ命令している人間だ。」と思っていました。
更に信頼していた仲間の粂野 匡近さんを失っていたことで、敵意を持って挑発的な発言を繰り返しました。
周りにいた他の柱は、不死川さんの不躾な発言に苛立ち、咎めようとしました。
しかし、それをお館様が止めました。
不死川さんの発言はどんどんエスカレートしていきますが、そんな発言に対するお館様の返答は「ごめんね」の一言でした。
お館様のたった一言から、お館様の体質や気持ちが不死川さんに伝わりました。
更に粂野 匡近さんの遺書を渡され、その内容と想いを知って、さらに戦えないお館様が戦死者の隊士たち全員のことを忘れずに覚えていることを知り、これをきっかけにお館様へ敬意を示すようになりました。
粂野 匡近さんの遺書にて、弟は鬼に殺されて、その仇を討つ為に母親の反対を押し切って鬼殺隊に入隊したことを知りました。
また、不死川さんと出会った粂野 匡近さんは、彼を死んだ弟と重ね合わせて、その為に何かと不死川さんの事を気にかけていたことなど、不死川さんも知らなかった事実が語られていました。
弟・玄弥以外の家族を失った日以降、玄弥との関係が悪化して鬼殺隊に入隊してからも不死川さんは周りに「弟などいない」と話し、弟・玄弥と再会さた時も冷たく突き放していました。
しかし、無限城で上弦の壱・黒死牟によって、弟・玄弥が致命傷を受けている状況で合流したとき、不死川さんは本心を告げます。
兄弟でありながら強く当たったり、できるだけ自分から遠ざけ鬼殺隊を辞めさせようとしたりした理由は「長生きをして母親や幼い兄弟たちの分も幸せになってほしい」と弟・玄弥を想っていたからでした。
そして、弟・玄弥も「つらい思いをたくさんした兄ちゃんは幸せになって欲しい・・・ 死なないで欲しい・・・ 俺の兄ちゃんは、この世で一番優しい人だから・・・」と最期に告げて、亡くなりました。
【2022.11.29】