ちこっと懐古録2 | 帯ひろ志の漫画放浪記Powered by Ameba

ちこっと懐古録2

デビューまでは順調だったものの、アンケートで振るわず、
辛酸をなめる事になった2年半。

アシスタントや、イラスト、福武書店(現在のベネッセ)で漫画連載など
させて頂きながらひたすらネームを起こし、直しては没の連続。
その間にも活躍を始める同年代のライバル達....。

焦る。
焦ったって、本に載らないものなどだれも評価のしょうが無い。
才能が無いのではと自分を疑い、なんど挫けそうに成った事か。

なんで自分は漫画を描いているのだろう.....、そんな事まで
考える始末。

でも根気強く打ち合わせに付き合ってくれる担当さん。
君は月刊ジャンプの秘密兵器だと、本気か冗談か解らないけど
言葉を掛けてくれ、編集部から支給される研究費の申請までしてくれたっけ。
これは本当に有り難かった。

期待に応えたい、連載を取るまでは絶対に引けないと言う思いが辛うじて
増刊号で台割の開いている25ページを頂ける事に。

2週間で描けるならこの枠を上げると言われたので、もう、飛びつきました。
連載用に練っていた話を簡潔に25ページに直し、描き上げた。

ほとんど直しもなく描き上げたその作品はアンケートで3位を取り、いよいよ
編集長から連載の許しを貰う事に。

しかし、ボクはこの連載で飛んでもない失敗をしてしまう。

つづく。