このブログはワインのことしか書かないと決めていたのですが、この4日間のお話ちょっと聞いてください!!えーん







私はヒューストンに住んでいます








アメリカ南部の大都市です







日本で言うと鹿児島県くらいの緯度で、とても温暖な気候です







冬場は0℃を下回ることはほぼありません







そんなヒューストン、土曜から大寒波が襲いまして















雪が降りました雪の結晶








翌朝起きると、、、



















白銀の世界に-9℃という厳しい寒さ









そして電気がつかない!暖房がない!!水も出ない!








オワタ、、、滝汗シニタクナイ、、、







あるのはフル充電のケータイだけでした









慌ててニュースを調べると、ヒューストンの発電所の天然ガスパイプが凍結して、電力生産が追いつかず輪番停電をしているとのこと







お友達にラインをすると停電している人もちらほら、水道管破裂しちゃったーというお友達も滝汗







Power outage mapとやらで自分の居場所を確認すると真っ赤!!









我が家、カナダの寒冷地カルガリーに住んでいたことがありまして−10℃なんて序の口、へっちゃら〜なんて変な自信がありまして





なんの準備もしていなかった滝汗







で、一番困ったのはトイレ









夫は朝イチでう○ちをして、流さずに便器の中に放置してあると言うではないですかチーン








絶対無理、、、










で、いろいろ考え、、、マンションのプールに水を汲みにいくことにしました









停電のためエレベーターは止まっており、我が家は16階、プールは8階







ものすごい苦行チーン3回往復しましたチーンチーンチーン足が棒













言うまでもなく、翌朝は筋肉痛笑い泣き









災害時用にとカセットコンロの準備はあったので、湯沸かしやらお料理はこちらで












お部屋の温度は12℃、なかなか寒い








うちはマンションなのでまだ保温性がありますが、一軒家の方は本当に辛かったと思いますえーん








車の中で暖をとっている時に、一酸化酸素中毒になり緊急搬送される方もたくさんいたのだとか







そして夜になり







荒れ果てるキッチンと沈みゆく太陽











ろうそくに火を灯し、家族で怖い話をして(笑)早めに寝ました








次の日朝起きると、電気と水が戻っていて!(周りに比べると早かった)







その後も灯いたり消えたりを繰り返しながら今に至りますもやもや








道路の凍結がなくなってきたので、昨日外に出てみると都市機能は麻痺している様子






信号のライトはついてないところがちらほら






食料争奪戦が勃発、スーパーの外に長蛇の列







物流が止まり、生鮮食品を中心にすっからかん






さらには水道管破裂が勃発していて水質汚染もはじまりました










生きることに必死だとブログを書いている余裕はない








ワインを飲む気にも到底なれない








ワインを楽しんでいた日々の根底には、当たり前のことが当たり前にある生活があったなんだなと






改めて痛感しました






あたりまえの日常に感謝





電気、お水、ガス、ありがとう






それではまた〜