元お笑い芸人のエスパー伊東(伊東万寿男=いとう・ますお)さんが16日に死去していたことが分かった。63歳だった。
2019年に右変形性股関節症で人工間接の手術をしたが、その後はリハビリや入院、転院を繰り返し、脳梗塞も発症。その影響で言語障害や顔面麻痺を発症。収入が途絶え、生活保護を受け、老人ホームに入所していたが、認知症を発症し半分寝たきり状態だったらしい。

身内が別の老人ホームに入所している父親しかいないため、この6年近く世話をしてきた40数年来の友人でもある芸人のビトタケシさんが彼の身元引受人になっていたという。

彼の晩年を知れば知るほどなんだか切なくなる。こんな最期はあまりにも悲しい。体を張った芸風、嫌いじゃなかったです。

ご冥福をお祈りします。