ジンギスカンは
脂肪燃焼に良いと
よく聞きません?
羊には豊富に
Lカルニチンが含まれて
います
そのL-カルニチンは、
脂肪酸を運搬する
働きを持っていて
その為、ヒトの体内では
脂肪を燃焼する
ミトコンドリアへと
脂肪酸を運び
効率よくエネルギーに
変換
エネルギー産生を
行う上で非常に
重要な栄養素です
この脂肪酸を運搬
する働きは、
他の栄養素では
代替することが
出来ないため、
しっかりと
補う必要がありますが
しかし、この条件肝心
腸内細菌叢が良好ならね
日常的に食肉を多食されて
いますと腸内細菌叢が悪玉化
して、脂肪燃焼効果の高い
Lカルニチンがトリメチルアミン
に代謝され、肝臓で
トリメチルアミン-N-オキシド
(TMAO)なる物質に変換されます
この物質は血小板凝集能亢進、
マクロファージ泡沫化の増加、
コレステロール逆転送系抑制
などを起こします
早い話が、心筋梗塞や心不全
などの心臓血管系のリスクを
上げるのです
脂肪燃焼を促進するハズが〜
心筋梗塞?
身体にいいはずが逆に害する
なんて
腸内細菌叢が悪いばっかりに〜
本末転倒なお話でした