県立入試まで10日をきりました。
いよいよという感じです。
この時期になると
思いだす事があります。
それは7・8年前の事です。
ある中3生が12月後半に
なって入塾してきました。
本来なら中3生は断る時期なのですが、
もともといた生徒の友人で
どうしてもという事だったので
引き受けました。
その子の成績は学年ほぼ
最下位、
入れる高校があるかどうかと
いうレベルでした。
とにかく1点でも上げようと
必死で講師は指導していました。
そして入試直前の
この時期、
その生徒から電話
「用事があるので休みます」
この時期に勉強すること以上の用事?
と思ったのですが
驚いたのは
その後。
その子を塾に誘った友人
「あいつ、今日
家族で誕生パーティーやるって
言ってました」
私
「・・・」
絶句でした。
その時点で
私立は全滅で
高校行けるかどうかの
瀬戸際の時に
誕生パーティを
優先させるって。
けっきょく
県立高校も受かりませんでした。
それ以来中3生の入塾は
時期や成績を見て
慎重に受け入れることにしています。
成績の悪い子ほど
入試前に余裕もっちゃうんですよね。
ずっと勉強してこなかった子が
ここ数か月だけ勉強しただけで
私、頑張ったから
大丈夫でしょ。
みたいな。
逆に出来る子ほど
心配性です。
入試直前ギリギリまで頑張り過ぎちゃって
体調が心配になります。
体調を崩すほど頑張らなくても良いですが、
まだ気を抜いていい時期でもありません。
入試は1点で合否が分かれます。
あと1点多くとるために
ギリギリまで頑張りましょう。