6月に読んだ本をまとめてみました。
6月は私の好きな歴史の
戦国ものが多かったです。
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2171ページ
ナイス数:45ナイス
池上彰のこれが「世界のルール」だ!の感想
勉強になったこと ナイチンゲールは実は衛生管理のプロであり、統計学者でもあった。 実は国レベルの歴史というのは、論理的な思考ではなく、感情の物語。 計算でなく、ただ頭に来ただけ、という理由で起こった出来事が非情に多い。
読了日:6月30日 著者:池上彰
家康の遺言の感想
石川数正、鳥居元忠、千姫、等々、歴史小説では主役にならないであろう者達を主役にした短編小説集。歴史小説では敵役にどうしてもなってしまうことが多い家康だが、この本を読むと家康の見方が変わってくる。何だかんだ言っても、戦国の世を終わらせ泰平の世を作ったのは紛れもなくこの人だもんね。あまり家康は好きではなかったが、家康の事もっと
見直してみよう。
読了日:6月21日 著者:仁志耕一郎
島津は屈せずの感想
関ヶ原で敵中突破で有名な島津の話。先日読んだ吉川の話もそうだけど戦って立場によっていろいろな見方が出来て面白いな。この本は朝鮮出兵や関ヶ原後の戦後処理の話も出てきて、知らないことも多々あり、とても勉強になった。長かったけど、読んで良かった。
読了日:6月19日 著者:近衛龍春
三成の不思議なる条々の感想
三成が主役の話ではなく、三成についてを周りの者たちに語らせる話。
先日、「関ヶ原展」を観にいってからずっと気になっている三成。彼はどこで間違ってしまったのか?彼はどうすれば良かったのか?
少し読んでわかった気がする、まあどこまでが真実かはわからないけど。
印象に残った部分
「たとえてみれば、天下一の切れ味の包丁なのだが柄がついてへんのや。えろう使いにくい包丁なのや」太閤以外は、使いこなせなかったかもしれんの。
「権現さまは戦う前に勝負を決めようとした、三成は馬鹿正直にぶつかって勝負を決めようとしていた」
読了日:6月6日 著者:岩井三四二
ソロモンの偽証 第II部 決意の感想
1部に続いて、こちらも700ページと読みごたえがあるが長さを感じさせない、果たして最後はどうなることやら、3部が楽しみだ。
読了日:6月4日 著者:宮部みゆき
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