6月に私が読んだ本を
載せてみました。
そんなに難しい本は
読んでません、
けっこう流行っている本が
多いです。
良かったら
本選びの参考にしてくださいね。

6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2975ページ
ナイス数:79ナイス

幕末ものではあるが、主役は有名ではない関藤藤陰なる人物。私も本書で初めて知った。老中阿部正広の側近だった人物である。幕末物は黒船来航くらいから書かれているものが多い中で本書はそれより前がたくさん書かれていて私も知らない事が多く勉強になった。しかも幕末物だとどちらかと言えば無能ぶりが描かれる幕府側。その中の老中阿部正広に視点をあてているのは面白かった。見方を変えれば、こういうとらえ方もあるのかと感心。たまたま図書館の新書で目にしたのだが読めてラッキーだった。
読了日:06月28日 著者:見延典子
![Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 7/5号 [雑誌]](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51Ft1u6L8LL._SL75_.jpg)
雑誌はほぼ立ち読みだが、これは買って読んだ。それにしても今の日本代表は誰を特集しても絵になるな。
読了日:06月26日 著者:

業績悪化に伴い廃部へと向かう社会人野球チームとライバル会社との経営統合に迷う経営者の苦悩。
「鉄の骨」「下町ロケット」とかぶる部分が多くて、さすがに続くと感動も薄れてくる。
この2作が面白かったので今作は残念。
読了日:06月22日 著者:池井戸 潤

アニメで観た方が良かったかな。もうちょっとドンパチやって欲しかった。人間関係がメインでタイトルから想像していたものとは違っていてがっかり。設定自体は面白いのだけどな。
読了日:06月20日 著者:有川 浩

あえて本棚カテゴリで経済小説に分類してみた。「もしドラ」の農業経営版のような話。現実はこんなに上手くはいかないだろうが、夢があっていい。さらっと読めて楽しめた。
読了日:06月16日 著者:黒野 伸一

単純と言えば単純、深く考えれば深い伊坂ワールドの真骨頂のような作品。
国家と戦争、そして権力。難しいテーマではあるが実は猫とネズミと同じようなシンプルなこと。壁の中で人から聞いた話に惑わされ不安になっているより、壁の外へ出て自分の目で確かめること。お上の言う事を鵜呑みにしてると騙される。
そんなメッセージかな。
私的には「PK」よりこっちのが好きです。
読了日:06月14日 著者:伊坂 幸太郎

本屋大賞7位の作品。レストランへ予約を入れるまでのさまざまな人間模様の短編集。月末に美味しいレストランの予約を入れる、それを楽しみに毎日を活きるのも悪くない。と勝手な私の解釈です。
読了日:06月08日 著者:宮下 奈都

久々に伊坂幸太郎を読んだ。好きな作家なのだが、この作品は難し過ぎ。パラレルワールドとかの話は元々嫌いでは無いのだが、それにしてもわかりづらく何のこっちゃ?って感じで残念だった。
読了日:06月07日 著者:伊坂 幸太郎

映画の予告を観て面白そうだと思い、映画公開の前に読んでみた。一言で言うと理数系にも楽しめる小説。今でこそ当たり前に月食や日食の観られる場所や時間が正確にわかるが、江戸時代初期にそれを計算で出すには一大事であった、それに挑み正確な日本の暦を作ろうとする主役(渋川春海は実在の人物)と学者達の話。和算の問題なんかも出てきて楽しい。 自分の仕事がら数学には毎日接しているが、もっと数学を勉強したくなった。 映画も観たい。
読了日:06月06日 著者:冲方 丁
2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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