- おはようございます。
- 体調はだいぶ良くなってきましたが
- 咳がなかなか治りません。
- 生徒達にうつすと悪いので
- 昨日と同様に自宅待機です。
自分がいなくても何でもない状況は
経営者として嬉しいですが。
すこし寂しい気もします。
さて、今日の本はこれ
- 「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真/湯谷 昇羊
- ¥1,890
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大前研一氏が
「松下幸之助や森田昭夫に匹敵する」
というのがおおげさでも何でもないのが
この本を読むとわかります。
印象に残ったところ
「何してるんや。お客さんの信頼失のうたら、
うちの会社なんか簡単につぶれるで」
と一真のカミナリが落ちた。
「どうしましょうか」と相談に行って、
一真は「考えとくわ」という返事をしなかった。
必ず「こうしなさい」と指示をしたていた。
影響を受けた経営者の一人に
あの日本電産の永守重信がいる。
永守が悩みを打ち明けると
「何やそんなことか。そんなん悩みや無い。
私も同じ経験がある。高い山に登るには、
川を越え、岩を越え、時には道なき道を
進まなければならん。するとヘビにかまれたり、
野壷に落ちたりする。それは川で洗って乾かすしかない」
永守が失敗した話をすると、
「あのなあ、失敗は島と同じや。わしらの乗ってるのは
大きな船やない。小さなボートや。だからいっきに向こう岸には
行かれへん。島に寄りながらやないと向こう岸には行かれへんのや。
失敗の基盤が次の発展のタネになる。
それでないと成功はない。
野球だって三打数一安打で名選手なんやろ」
ある時、蕎麦屋で一真は永守に
倒産の危機に瀕した時の話をした。
「あの時はここの蕎麦代が払えずに、株で払ったんや。
家賃も払えん。それに妻をなくしてなあ」
一真は蕎麦を食べながら涙目で話した。
永守は自分が失敗したことを話すと、
一真も9割がた同じ失敗をしていた。
永守は一真に会うと勇気をもらい、
いつも帰りは気分爽快だったと語っている。
私もこの本を読んで勇気をもらいました。
今年はガンガン行きますよ。