三浦 雄一郎 氏の本です。
70を過ぎても山に登るそのパワーに興味があり読んでみました。
70歳でのエベレスト登頂を決めたのは
65歳の時でした。
体力のピークが過ぎていたから
トレーニングもきつかった。
そんな時、地位や名誉は自分を支えてくれません。
やはり大切なのは挑戦を楽しむ心です。
ゆっくりでも、あきらめず、トレーニングを継続できるかどうか。
若い頃のように力強く登れなくても、逆にゆっくり登ることで
気づく風景があります。
たとえゆっくりでも、山は逃げません。
自分のペースで一歩一歩登っていけば、
やがて途方もない場所に自分が立っていることに気づきます。
- 生きがい。/三浦 雄一郎
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
親と遊ぶことが教育の原点だと思う
本当の危険がわからなければ、本当の安全もわかりません。
暗がりを知ってるからこそ、光のありがたさがわかるのです。
人生で壁にぶつかっても、自然ほど大きな相手はいません。
雄大な自然を相手に全力で立ち向かった経験が、
障壁を乗り越える力になるのです。
カラ元気でもなんでも、あきらめずにやっていれば、
だんだん目標の方から近づいてきます
いつもベストのコンデションで戦えると思ったら
大間違いだ、人はいつもなんだかのハンデを背負っているものだ。
成功するかどうかはそれほど重要ではないですし、
老熟したやり方で過程を楽しむことこそが、
その後の人生をますます豊かにしていくのです。
5年後の姿を想像して、いま何をすべきかと考えてみる。
未来の選択権を握っているのは、他ならぬ自分です。
答えはきっと、真剣に内面と向き合えば見えてくるでしょう。
ご存知の様に息子さんは元オリンピック選手の三浦豪太さんです。
そしてお父さんも100歳ちかくまで滑っていた、プロスキーヤー。
どんな子育てを受け、どんな子育てをしてきたのか。
教育書としても読める一冊です。
書き留めておきたい言葉だけ載せようと思ったんですが、
たくさんあり過ぎて長文になってしまいました。
パワーもらいました。