- エンゼルバンク 1 (1) (モーニングKC)/三田 紀房
- ¥550
- Amazon.co.jp
「ドラゴン桜」から、
この作者のファンです。
で、このエンゼルバンク
転職がテーマなんですが
視点が鋭く現実的で
しかもわかりやすくて
勉強になります。
一巻ではアメリカと日本の
労働環境の違いが勉強になりました。
アメリカ・・・薄いコーヒー
3割は辞める準備をしていて
3割は仕事に慣れるのが精一杯
実質4割で仕事をしている。
自由な転職と実力主義では衰退産業から成長産業へ
クルクルと人材が移動する。
確かに合理的だが企業のアイデンティティーも文化も保てない。
日本・・・濃いコーヒー
9割近くが戦力として働いている。
終身雇用は時代遅れと思われがちだが
企業にとっては実に優れたシステム、
人材獲得・育成費用を軽減出来るだけでなく
文化・風土が社内で共有でき
意志の疎通や戦略の浸透もスムーズになる。
日本型経営、見直しました。
やはり、何でも良い所と悪いところがあるものですね。
経営者はそのバランスを常に考えないといけないってことかな。