平太郎の最終ゴングが鳴った。
試験会場に向かう息子を正門で見送り
一人の時間。
空は真っ青で気持ちがいい。
知らない街をぶらぶら歩くのはいいなー。
これが旅行ならどんなにいいだろう。
昨日平太郎は新幹線の車内で具合が悪くなり
とても心配した。
朝食を食べてなかったのと寝不足で
乗り物酔いをし、お腹も下してしまった。
ホテルに着く頃には良くなったが
心はまだまだ前期不合格を引き摺っていた。
腹を括って話を聞いた。
口を挟まずずーーーっと最後まで聞いた。
その中には、中高生だった頃の話もあり、
小さいことを少しずつ引き摺って
今回の前期不合格で
もう許容範囲を超えたみたいだ。
圧倒的な負の経験値の多さの中で、
自分を信じて前を向いて歩いていけるだけの
ガソリンがもう残ってない感じ。
でもお腹空いた、と言ったので
待ってました、とばかりに
テイクアウトしたものを並べて
おいしいね、と言いながら食べた。
デザートは今はまってるコレ⤵︎
平太郎は一気に4袋も食べた!
お腹が満たされると急にスイッチが入り
小論文をやり始めた。
もう10時過ぎてるんだけど…と思いながら
好きなようにさせた。
今朝は自分で起きて
朝食もしっかり摂り
コンサータを忘れることなく服用。
「Good luckね」という私に無言で頷いて
一度も振り向くことなく行ってしまった。
行く前に握手をしたのだが
(ハグしたかったけど拒否されたw)
平太郎の指がなんか変。
よく見たら、右手の中指のところに
ペンダコができていた…。
してないと思ってたけど、勉強してたんだね…
そのタコの感触がいつまでも手に残り
涙が出そうになった。
今試験の真っ最中である。
合格できますように。

