いよいよ明後日、国立前期の試験日。
ホテル予約済。
新幹線予約済み。
仕事の根回し完了。
体調もまあまあ。
これからパッキングして、
明日の朝待ち合わせて
いざ第一志望の大学に向かう、
予定。
ここ3日間、また連絡が取れない。
連絡を寄こさない、返信もない、というのは
何もやる気が起こらず
寮にこもってずっとネット三昧、という意味。
経験上。
私立の合格をもらって
もうやる気なくなったか。
「でも試しに一応受けてみたい
」
な感じで受けるのなら
もうやめてほしい。
受験代含めて10万。
もう、コントロールできないほどの怒りが
こみあげてくる。
明日出発するにあたって
離れて暮らしているので
いろいろと段取りを組む必要がある。
が、何度LINEしても無視される。
もう本当に疲れた。
何のためにスマホを買って与えているのか。
情けなくて涙が出る。
もういい加減にしてほしい。
都合のいい時だけ連絡してきて
ペラペラ喋り倒し
気分が乗らなければ無視。
発達障害だから?
これは特性なのか?
もうわからない。
こんな土壇場まで来て
「新幹線も予約したよ。
待ち合わせは○○に×時でいい?」
「うん!ありがとう。
じゃあ×時に行くね。」
みたいなサクッとした普通の会話が
なぜできないのだろう。
私のメッセージはまる3日放置されたまま。
「おはよう」も「おやすみ」も
画面に存在しているだけ。
私は一体誰と話してるんだ?
親からの大切なメールを無視し続けるって
どんな気持ちなんだろう?
そもそもなぜ無視する必要があるんだろう?
自分にとってのとても大切な情報なのに。
受験に行きたくないのか?
ならそう言ってくれ。
私だって行きたくないよ。
勉強もしてないのに。
今やっと電話がかかってきた。
私が最後に残したメッセージは
「5分以内に連絡なければ
寮長さんに電話する」
あれから一時間以上経って
あわてふためいて連絡してきた。
開口一番、蚊のなくような声で
「ごめんなさい」と言った。
寝ていたそうだ。
は~ぁ???
受験前のこの時間に???
そこから私は母という立場、
大人という立ち位置、
いろんなものをぶっ壊して
ひたすら怒鳴りたてた。
頭に来ていた。
心底頭に来ていた。
涙がいっぱい出てきて
もう止まらなかった。
第〇次臨界点に達していたんだな…
ADHD+ASD。
一つのことの裏側にはどんなことがあるのか、
ものごとの仕組みのステップ、
他者の気持ちを考える、
何かが起こるたびに
ひとつひとつ教えてきたつもりだった。
発達障害だと診断されたとき
「何もかも、発達障害を理由にしたくない。」と言ってたけど、
今は全て発達障害のせい。
勉強できないのも返信できないのも
学校に行かないのもゲームするのも
人にありがとうが言えないのも
頼まれたことをしないのも
全て発達障害のせいだと嘆いて生きている。
確かに発達障害の負うところは大きいだろう。
でもそれに寄りかかって生きているようにしか見えない。
目の不自由な人が、いつもでも目が見えないから、と言って
ずっと座って一生を過ごしてはいない。
感覚を研ぎ澄まし距離感を把握し点字を身につけ
手でいろんなものを識別できるようになるまで
何度も何度も触る。外に出ていき杖を駆使して
世界を広げる・・・(多分)
発達障害だって必ずなにか方法はあるはずだし
マイナス面を少しずつプラスにしていけるかもしれない。
そのために人の気持ちを慮ることの重要性は
何度も何度も話してきた。
今回や前回、前々回のように
とても大切な用があって
LINEしてるのに
何日も既読がつかず
無視されたらどう思う?
その人に連絡がつかないと
何も進まないのに、連絡くれないんだよ?
平太郎だったらどう思う?
「心配すると思う」
心配するだけ?
「怒ると思う。」
いやいや、怒ってもしょうがないじゃん
連絡つかなきゃ意味ないんだから。
どうする?
「その周りの人に連絡する」
そうだよね?
本人と連絡つかないなら
その周りの人に頼むよね?
「うん」
じゃあなぜ私は学校の先生や寮長さんに
電話しなかったの?
「・・・・・」
なんで?
「そんなことしたら僕が嫌な思いをすると思ったから。」
正解。
そこまでわかるなら
連絡つかなくて怒る私の気持ちもわかるよね?
じゃあなぜ返信せずいつも無視するの?
「。。。。」
理由を教えてよ。
「・・・・・・・・・・・」
ひきこもってしまった子たちが
その理由がわからないように
きっと平太郎もわからないのだろう。
もうなんか怒りが収まりそうになかったので
電話を切った。
私の周りには
この息子、会話が平行線で交わることが一生ない癇癪を起こす夫、
何時だろうとお構いなしに食べるものが全然ない、と
電話してくる母、電話に出るまで永遠にかけ続ける母。
愉快な家族が勢ぞろいだ。
平太郎には申し訳ないけど
今回の臨界点到達は
彼の行動が最後の歯止めを外しただけだ。
去年の年末から
もうそろそろ限界かなーと思っていた。
きちんと喧嘩もできないやつばっか。
もう疲れた。
涙があとからあとから出てきて
頭まで痛くなってきた。
最後に私はこう言った。
もう一人で行ってきなよ。
Google map があるからいけるよ。
じゃあね。
それで電話を切ってしまった。
そして後悔。
母親はどうあるべきなのか。
どうやら私は母親である前に
"私"自身だったような気がする。
私のプライドが許せなかったのか。
もう本当に疲れた。
母のところに行かなきゃ・・・