黒田さん、予想以上の緩和でした・・・・
これだけの量をやると、さすがにインパクトがありますよね。
メッセージは、明確です
国債を大量に買い取る事で、イールドカーブをフラット化させる。
フラット化する事で、金融機関に国債を買わせるインセンティブを失わせ、ポートフォリオリバランス(他資産へ投資)を促す。
要は、金融機関に、もっとリスクを取れって事ですね。
個人的には、マネタリーベースをいくら増額しようと、インフレにはならないと思っています。
なぜなら、金融システム内にマネーが滞って、市中にお金が流れないからです。
今回は、一気に2倍以上にするので、多少はマネーが染み出るかも知れませんが、、、、マネタリーベースだけでは、インフレにするのは限界があるという見通しに変更はありません。
ただ、今回は、イールドカーブをフラット化させて、ポートフォリオリバランスを促すという、今までとは別の経路があります。
これによって、今まで国債に向かっていたマネーを・・・・
たとえばノーヘッジ外債に向かわせる事で、円安トレンドをサポートしたり、、、、
株に少しでも向かわせることで、株高を継続させたり、、、
国債と比較して、魅力的な利回りの不動産にマネーが向かうことで、不動産価格を上昇させたり、、、、
と、資産価格を上昇させる効果があると思います。
とにかく、リスクはあるものの、、、、国債に向かっていたマネーを他資産に向かわせる政策を、日銀が取ったのです。
なので、今までとゲームは全く変わったと見るべきだと思います。
どこまで行けるか分かりませんが、資産価格は上昇します。
まだ、今からでも間に合いますwww
ただ・・・・・
資産価格が上昇する事と、CPI(消費者物価指数)が2%を超えてくるのは別の話だと思います。
持続的なインフレには、賃金の上昇が必須だからです。
何度も書きましたが、グローバル化が進む中では、新興国との賃金アービトラージが終わるまで、先進国の賃金は上昇しません。
賃金が上昇しないので、金融緩和だけでは、持続的なインフレにはならず、資産バブルだけしか起きないのです。
事実、バブルの時代でも、CPIは2%を超えませんでした。
あの時も不動産価格は上昇しましたが、賃料を上昇しませんでした。
賃料が上昇しない不動産価格の上昇は、持続的ではありません。
なぜ賃料が上昇しないかというと、賃料を払う個人の給料が上昇しないからです。
給料が一定の中では、払える賃料も限定的です。
賃料が上がるなら、じゃー別の場所に住むかという決定に至ります。
特に、日本は人口減少時代、、、かつ供給過多の中では、場所がよいところ以外は強気の賃料など出せないと思います。
資産価格(不動産・株)が上昇しても、潤うのは富裕層だけで、一般の人は、あまり恩恵は無いと思います。
なので、給料が上昇しない中では、持続的なインフレには、ならないと思います。
本当に持続的なインフレにする為には、、、、、
ここから、様々な分野で規制改革を行ったり、海外企業を誘致したりと色々な政府の施策があって成り立ちます。
それで、日本が他国より成長できるようになり、賃金を上げる事ができ、サービス価格が上昇して、初めて持続的なインフレになります。
なので政府が、この資産価格が上昇してる間に、上手く改革を行って、真の成長できる国に変化する必要があるのです。
それができないと、、、、、
CPIが2%を超えずに・・・・
日銀は緩和スタンスから脱出できず、、、、本当に悲惨な結末が待っていると思います。
まぁ、その結末が分かるのは、もう少し先ですが・・・・
とりあえず、現段階で分かる事は、資産価格は上昇するって事
そういう施策なんですもん。
まだまだ、ポジションを構築できる人は、間に合いますよーーーwww