黒田総裁が、予想外の追加緩和を実施してきました。
マネタリーベース(以下MB)を年60-70兆円増加だったのを80兆円に変更。
国債の平均買入年限を7-10年に延長。
ETFやRIETをともに購入額をともに3倍に増やしております。
いやー、驚きました。
ただ・・・・
僕の根本的な考え方は、昨年の4月に書いた『日銀金融政策』 の通りです。
MBをどんなけ増やしたって、インフレにはならないんですよ。
為替の一時的な円安で、輸入物価を押し上げ、短期的なインフレにする事はできますが・・・・・
賃金が上昇しない中では、一時的なインフレに留まると思います。
しかし、その為替もですね・・・・・
実効レートで見ると、過去最大の円安水準には既に来てる訳でして・・・・
どこまでドル円が上昇できるか、はなはだ疑問です。
ただ・・・・
日銀が更なる追加緩和をしたこと。
FEDが緩和を終了し、利上げに向かっている事。
GPIFが国内債券から、外株・外債へアロケーションをシフトしている事。
を考えますと、実効レートでは限界的ですが・・・・・
もう少し円安に向かうと思います。
それが、115円なのか120円なのか、はたまた130円なのか、正直分かりませんが・・・・
その後は、強烈な揺り戻しがあって50-60円くらいまで戻るリスクがある事は視野に入れておきたいです。
長いスパンで見ると、円の実効レートは、円高と円安を繰り替えている訳でして・・・・
このまま一方的に円安が進むとは考えられません。
そして、株ですが・・・・・
これは、資産価格が上昇すると昨年4月に書いた通り、まだまだ上昇すると思います。
2万円くらいは超えてくると思うので、まだ間に合うと思います。
米国は緩和は終了しましたが・・・・
日本も欧州も、まだ緩和を継続してますし、グローバルに行き場のないお金は株に向かうと考えます。
しかし・・・・・
目先は、円安・株高なんでしょうが、出口を考えると、恐ろしくなって来ます。
もちろん、上手く着地できる可能性も否定はしませんが、、、、
黒田総裁が名総裁だったと言われるのか、、、、はたまた、日本を崩壊させた人物と言われるのかは、歴史が証明するのを待つしか無いですね。
基本的には金融政策だけでは限界があって、規制改革や構造改革で潜在成長率を高めるしか方法は無いはずなんですけどね。
安倍首相に黒田総裁の覚悟を見習ってもらって、本格的な改革に取り組んで欲しいものです。
いやー、それにしても、黒田総裁すごいわ。。。