資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)/集英社
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話題の『資本主義の終焉と歴史の危機』を読みました。


内容は、資本主義と言った成長を前提としているモデルが限界に来ているという事。

簡単に言うと、技術革新が無くなりつつある中、人口の伸びも停滞してきている先進国の成長率は、限界が来ているという事。

一方、新たなフロンティアである、新興国は、まだ成長の余地はあるものの、先進国のマネーを全て受けいるれ程のキャパシティーは無く・・・・

結果として、グローバルに成長率が低下し、国債等の金利も低下するという事です。


まぁ、僕も何度もブログで書いてますが、資本主義ほど最悪なシステムは無いのですが・・・・・

でも、代替できるシステムが無い以上、資本主義を採用し続けるしか無いのです。


基本的に資本主義は、搾取する側と搾取される側という構図があって初めて成り立ちます。

成長によって、全体を底上げする事はできるかもしれませんが、、、、

基本的には、搾取する側と搾取される側で、格差を生む政策なのです。


今までは、先進国(搾取する側)-新興国(搾取される側)という構図がありましが、グローバル化によって、先進国と新興国の格差がならされつつあります。

そのしわ寄せが、先進国の中間層に行っており、中間層の生活水準はどんどん下がってきております。

多分、この流れは、まだまだ続くと思います。

先進国の人と新興国の人の生活水準が、もろもろのコストを含めて等しくなるまで続きます。


実際、そういった歪が、先進国の失業率(特に若年層の失業)等にも出てますし、米国では1%の富裕層が米国の富を独占しているといった、『ウォール街のデモ!』 にも表れてます。


そして、富める人は、どんどん富んで行くのです。



こういった不満がどんどんと積みあがってくると、新しいシステムに向かう可能性は高まっていきます。

そういう意味では、資本主義の終焉が近づいている事は間違いないのかもしれません。

ただ、著者も、結局新しいシステムについては、アイディアが無いと書いている通り・・・・

現段階では、資本主義以上のシステムが無い中では、これを採用し続けるしか無いんですよね。。。


結局、通貨制度の崩壊とか、何かクラッシュが起きて、この行き詰った資本主義が終わるまでは、このシステムは続くと思います。。。