ハイブリッド・バブルー日本経済を追い込む国債暴落シナリオー/ダイヤモンド社
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5月くらいに出た本ですが、やっと読めました。


日本国債がバブルバブルと言われつつ、何故暴落しないのか!という事を、他国と比較しながら、解説してあります。

筆者は、それをハイブリッド・バブルと定義しておりますが、、、、詳細は是非、読んで頂ければと思います。


ちょっとプロ向きの本なので、金融関係者じゃないとよく分からないかもしれませんが、、、、、、

今や、日本銀行が発行する国債の7割を買う時代です。

財政懸念、国債暴落と言われる事が多い世の中ですし、今の国債市場がどうなっていて、今後どんなリスクをはらんでいるのかを理解するには非常に良い本だと思います。


個人的には、以下の3つの要因がある限りは、国債は暴落しないと思ってます。

1.デフレ

2.経常収支が黒字

3.ホームバイアス思考(企業・個人とも、資金の大半が日本に滞留していること。)


1.に関しましては、言わずもがなですが・・・・

デフレであれば一番魅力的な投資は、国債です。

デフレが続く限り、国債が買われていくのは至極当然の事です。

ただ、直近の日銀の異次元緩和で2.0%を2年で目指すといっており、デフレ脱却か!?と言われておりますが、、、、、

何度も行ってますが、持続的に賃金が上昇しない中では、インフレにはならないと思います。

この辺の話は、『日銀金融政策』『物価上昇0%台後半』 をご参照ください。

実際、直近CPIはプラスに転じておりますが・・・・・

ほとんどが、円安とエネルギー価格の上昇で、コアコアはまだマイナス(デフレ)ですしね。

なので、まだ、そんなに心配する事はないでしょう。


2.は、簡単に言いますと、日本という国は、世界中相手に、物やサービスを売って、お金を稼いでいる国なのです。

企業でもそうですが、黒字企業の社債が突然暴落するとか、基本的にはないですよね。

黒字であり続けるなら、いずれ借金を返済してくれる訳ですから。


3.は、2.にも繋がりますが・・・・・

要は、日本のマネーが国外に出て行かなければ、国内で回る訳でして・・・・

多くの企業や個人が、日本は危険だから、海外に資産や資金を移そうとならない限りは、大丈夫という事です。


他にも要因はあるかもしれませんが、、、、

とりあえず、上記3つが崩れない限りは、日本国債は大丈夫だと思っております。。。

ただ、徐々に上記が崩れ始めていることも事実ですし、、、、

日銀の異次元の緩和が、今後どのような形で影響してくるかもありますので、警戒はしておかなければです。。。


話は飛びましたが、個人的には、日本国債の暴落は当面ないと思ってますが、、、現状を整理する為にも、この本はお勧めです。