もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら/著者不明
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もしドラ の続編的な感じがしますが・・・・(笑)


ちょっと全然違いまして、これは、小泉進次郎を主人公とした近未来政治コミックスですね。


2015年の国債入札で『札割れ』が起こり、金利が上昇ビックリマーク

『札割れ』・・・国債の募集金額に応札金額が集まらい事。例えば、国が2兆円国債で発行しようとしたのに対し、民間からの資金が、1兆円しか集まらなかった場合等に、この言葉を使います。


時の首相が売れ残った国債を日銀に引き受けさせるといった、まさに財政破綻したかのような危機的な状況から物語はスタートします。


そこで救世主として小泉進次郎が総理大臣となり、ミルトン・フリードマンの著書の『資本主義と自由』に書かれている事をモデルに、徹底的に改革をしていくというストーリーです。

(いわゆる小さい政府を実行していく訳ですね。)

いつかこんな時代がくるのでは・・・・・と思う人が多いですが、現段階ではよほどの事が無い限り、こんな事は起こらないと個人的には思ってます。

下記の条件がそろっている限りは、日本の国債の暴落の可能性は非常に低いと思います。

○経常収支が黒字

○デフレ

○ホームバイアス思考(海外に積極的にでるより、日本に回帰する)


細かい説明は省きますが、日本は、他の国からファンディングしている訳ではなく、95%を国内でまかなっておりますので、いわば親子間で貸し借りしているようなもんなんですよね。

その状態である限りは、物語のようなシチュエーションにはなりにくいと思います。。。


ただ、民主党政権に代わって、ますますバラマキを続けている訳でして・・・・

さらに大震災後から、エネルギー政策も変更に迫られ、ますます輸入に頼らなければ行けない環境になってしまい。。。

円高もあって、多くの企業が日本を出ようとしている中では、上記の条件がいつ崩れてもおかしく無くなってきています。

ただ、2-3年後かと言われれば、そんな事は、無いと思いますし、あと10-20年は大丈夫なような気がしてますが・・・・

ただ、このままでは、さほど遠くない将来に、物語のようになってしまうので、頭の体操程度に、考えておく必要はあると思います。


話は変わりますが・・・・・

著者が池田信夫氏という事もあってか・・・・


こういった仮の世界で、実際の人物を想像させるような経済評論家が討論しているシーンなんかもあって非常に面白いです。


マンガですし、さくっと読めるので、お勧めです。