コラプティオ/真山 仁
¥1,800
Amazon.co.jp

こちらも好きな作家である、真山さんの最新作を読みました。


今回は政治の話でして・・・

強烈なリーダーシップを持つ総理が、徐々に独裁者になっていくところを、周りの参謀だったり、新聞記者が追い込んでいくというストーリーですね。


ストーリー展開もテンポよく、結構ページ数もあるのですが、あっという間に読破してしまいましたアップ


政治の世界って、本当に複雑で面白いし、本来はもっと注目されてもいいんですけどね。。。

この物語にも書いてありますが、日本人は本当に政治に無関心です。


それは、色んな理由はあると思いますが・・・・

個人的には、多くの日本人が満たされてるからなんでしょうね。


明治維新以降は、列強に侵略されるかもという危機感が、日本の政治を引っ張りましたし、、、、

戦後は、いち早く復興したいというのと、国際社会での地位を確保したいという気持ちが、政治を引っ張りました。


でも今は、経済規模でも世界トップクラスであり、、、

世界中どこに行っても、日本よりサービスの良い国がある訳でもなし、、、

震災が起きても、暴動など一切起こらない、この国民性。。。

先行き色んな問題は抱えておりますが、総じて幸せなんですよね、この国は。


だから、国の方向性を決めるはずの政治に興味が持てないのだと思います。

まぁ、誰がやっても、そうは変わらないし、変わらなくても現状で幸せだからです。。。


ただ、バブル崩壊から20年。。。

失われた20年と言われておりますが、今後も少子高齢化の日本は、ジリジリと生活水準を下げていかなければならないと思います。

それでも、世界トップ水準には変わりはないので、変化は起きないと思います。。。

本当に苦しくなったり、危機が来ない限りは、国民が政治に興味を持つ事は無くなってしまうんでしょうね。



今の日本は、先人が築き上げた資産で生きております。

この資産を食いつぶすような愚策ばかりの政治がはびこれば、思いのほか国民が政治に興味を持つのは早くなるかもしれません。

ただ、どちらが良いのかは分かりませんけど・・・・・・


いずれにせよ、そういった政治に興味を持たせてくれるきっかけになるかもしれないので、この本は、そういった意味でもお勧めです。

近い将来、NHKとかで番組になるんじゃないですかビックリマーク