シティーグループが、預金、融資、投資銀行事業を手がける『シティーコープ』と証券仲介事業など非中核部門の『シティー・ホールディングス』の2部門に分割する事を発表しました。
昨年の9月に書いた『リーマンの破綻』 や10月に書いた『株の下落』 に今後の金融機関の方向性を書いておりましたが、そのようになってきました。
下記の赤字は、『株の下落』に書いたコメントです。
<そして、『大きすぎて潰せない』というリスクから、『大きすぎて救えない』というリスクが垣間見えてきた事から、今回の混乱が落ち着いた後は、何らかの規制を設けて、金融機関の分割が進んでいくと思います。
金融は所詮経済の潤滑油であって、そこがレバレッジをかけてマーケットで勝負を挑むのも違うし、巨大すぎてシステミックリスクを持つのもやはり違うのです。
それが、資本主義経済(マーケット)が出した、金融機関に対する答えだと思います。
もちろん、すぐにそうなるとは言いません。
しかし、ゆっくり、そして確実に、レバレッジは抑制され、規模は小さくなって行くのではと思います。。。。。>
総合金融路線がダメとは言いませんが、今回のマーケットの混乱を受けて、以前書いたとおり、規模の縮小を迫られているのです。
今回のシティーのような分割は、他の金融機関でも出てくる可能性は十分あります。
ただ、いろいろと世の中で言われておりますが、金融ビジネス自体は、絶対に無くなりません。
しかし、今までのような規模の拡大や、大きくレバレッジをかけて儲けるというビジネスモデルは変わってきます。
自由に、かつ大きく儲けるのが難しい環境になってくると思います。
一方で、規模が大きくなりすぎた事によって、採算が合わず撤退したり・見送っていた金融ビジネスサービスのみを手がける企業(小さな金融機関)がでて来るのではと思います。
また、今まで思いつかなかった新しい金融ビジネスサービスもでてくるのでしょう。
しかし、何れもより顧客本位になって来ると思います。
それが何かは、まだ分かりませんが、今までの金融業態から出てくるというよりは、違う業態から提供されるような気がしております。
あいまいな言葉で申し訳ありませんが、近い将来、金融の形がまた変わってくると思っているのです。。。