少し前の記事ですが、トヨタの部長以上が新車の購入運動を自主的にしているそうです
なんか、こうやって会社の為に社員が動くのって素晴らしいですね
これで業績が抜本的に回復する訳ではありませんが、社員の気概はきっと世の中の人に伝わっていくでしょう。
もちろん、これが会社からの命令であったら本末転倒ですが・・・・・
しかし、現実的には自動車の需要はこれからますます減少していきます
昨年の11月に書いた、『トヨタ営業利益7割減』
で書いたとおり、抜本的な技術革新が無い限り、新しい需要は掘り起こせないでしょう。
国内を見て頂ければ一目瞭然です
最近の首都圏に住む若者の車の保有率は年々減っているのです。
理由は、維持コストが高い事が大きな要因でしょう。
駐車場代・保険代・車検代、重量税、ガソリン代等々、車を買う費用のみならず維持するコストが高すぎるのです。
特に都内に住んでいると、交通の便も非常によく、コスト対比で言ったら車を持つ意味は全くなくなります。
もちろん車があれば便利な事は間違い無いのですが、月々の給料の中から使う費用としては優先順位が低くなっている事は間違いないです。
それは、レンタカーやカーシェアリング等が普及している事も要因でしょう。
とは言え、昔から車の維持費は高かったです
ガソリン代は一時急騰しましたが、昔から維持するコストはそんなに変わっていません。
でも、今の若い世代は車を買わなくなりました。
何故でしょう
それは、ステータスとしての車の価値が減価したからです
車はもともと移動手段の一つです。
その中であえて高い車を買う理由は、ステータス以外の何物でもありません。
例えば、フェラーリに乗ってると言えば、誰しもが凄いと思います(思いました)よね
でも、そのステータスは、明らかに昔に比べて、減価してきてると思います。
トヨタが、高級感(ステータス)を付与したレクサスが、あまり上手くいかなかった理由も、そもそも車にステータスを求める人の絶対数が減ってきたからだと思います。
これは、車産業にとっては、非常に大きな転換点です
そもそも小型車の販売が伸びていた背景もそこにあるのですが、ステータスの車から、移動手段としての車という位置づけに軸足がシフトしてきているのです。
昔は、出世していくと同時に車のランクも上がっていくのが当たり前でした。
でも、今は車を持つのかどうかという選択に迫られている中で、よほど余裕のある人ではない限り、高い車を志向していくインセンティブは薄れていくでしょう。
高い車は売れなくなり、安い実用性の高い車が、かろうじて売れるのです。
と言う事で話は元に戻りますが、車の需要は減少していくと思います。
これは日本に限った事では無く、他国でも必ず起こる事だと思います。
これを避けるには、抜本的な技術革新か、再度車にステータス(夢)を与える事だと思います。
高いお金を払ってでも車を持ちたいとさせる何かを付与しなければいけないのでしょう。
引き続きトヨタには、日本のリーディングカンパニーとして頑張って欲しいものです