■要人達の利上げ観測により、再び113円台に乗せてきた。


■111.50-113.00の揉み合いが10日程続いた後、6月1日に113.00を抜けた。

個人的には、113.00を抜けた後は、115円台を目指す展開になると予想していた。

(少なくとも114円台は行くのではと・・・)

ところが113.40に一旦上値を抑えられ失速。

6月2日(金)のNYクローズが112円台であれば、ドルは強いと見れたが、雇用統計を受けて111円台まで戻されてしまった。


■上記の流れから、113円のミドルがチャートポイントとして機能したと判断。

今週末の貿易収支を控え、再びグローバル・インバランスに注目が集まり、もう一段の下落、ないしは揉み合う展開になるのでは・・・・・

と個人的には予想。


■しかし再び米利上げ観測から、111円台ミドルがサポートされ、あっさり113円台を回復してしまった。

バーナンキ議長の発言から利上げ観測でドルが買い戻されるのは理解できるが、投票権のないプール総裁の発言でここまでドルが買い戻されるのは、少し意外!!

要は上記と同じようなビューで、ドルショートで構えてた人が多かった事から、あっさり切らされてしまったのだろう。


■FRBがまだ利上げをするのか、止めるのか正直分からない。

そこで一喜一憂してもしょうがないというのが本音のところ。

いずれにせよ、近いうちに利上げは終了すると見ている。

そうなれば、以前から申し上げている通り、米債への投資からドル買いにつながると考えている。


■一方、日本サイドもいつから零金利解除に向かうのかがマーケットの注目になっている。

日経平均が15,000円近辺では解除しずらい等いろいろあるが、こちらも時期は正確に推し量る事はできない。

しかし時間の問題であり、近々に利上げに入ると予想する。


■米国と日本の金利の大きな見通しは明確だと思っている。

しかし、細かい時期等は不明であり、これが今のドル円相場にも影響している感じだ。

それに対し、ユーロ圏は引き続き利上げ継続しそうな勢いであり、ユーロ買いに勢いがついている。

特に対円でのユーロの上昇が著しく、ユーロ円は兼ねてから申し上げている通り、いずれ150円を目指す展開を予想している。


金利動向もあるが、ドル円が底堅い背景には、世界同時株安が影響していると考える。

以前申し上げたが、『質への逃避』では無いが、過剰流動性の縮小により、ドルへ資金が回帰しているのでは無いだろうか。

これについては、また近々に書きたいと思うが、金利動向や過剰流動性の縮小によりドル円は下がりづらくなっていると思う。

113円台では輸出の売りも相当あると思われるが、これをこなせば、ドル買いに弾みがつくと見ている