■テクニカル的には、三角持合の下値113.41(1/11)→115.49(3/17)と切りあがってきたポイント(116円台ミドル)をブレイクした事で、売りサインが出た。
2月からのレンジだった115.50-119.50の下限もあっさりブレイク。
これも売りサインとなった。
大きなレンジで見れば、113円ミドルが割れない限りはレンジ相場と割り切りたいところだが、今週中にいくつかのポイントを確認できないと地合は悪い。
一つ目のポイントは、113円のミドル(113.41)を割り込むかどうかだ。
■ロウソク足の窓について。
日足で大きな窓が空いており、これを早急に埋めない限り地合は悪い。
2003年のドバイG7では週足で分かるとおり、大きな窓が空いた。
これを埋めるのに約1年要しており、今回も窓を埋めるまでは戻り売り戦略が有効か。
従って、この窓を埋めれるかが、二つ目のポイントと考える。
■G7について。
今回のG7は非常に分かりやすく、また強いトーンだったと考える。
特別声明で『アジアの新興国、特に中国』と、名指しで具体的に表現している。
プラザ合意の時が、どのような状況だったか分からないが、当時アメリカは『双子の赤字』で苦しんでおり、通貨の調整が行われた。
その時の対象通貨が『日本円JPY』だった訳で、今回はその対象が『中国人民元CHY』になったと思われる。
円がプラザ合意後に、大きく円高に進んだ。
当時と同じ状況では無いし、中国が日本と同じように元切り上げをあっさり受け入れるとは考えづらいが、地合は元高に向かっていくのだろう。
■ただ元高になったからと言って、必ずしも円高になる必要は無いと考える。
同じアジア通貨という位置づけで、円を買うのはいささか疑問。
元高ドル安→ドル売り→ドル売り円買いという構図は分かるが、元高だからといって円高では無い。
(同じ事を言ってるようですが、微妙にニュアンスが違うんです・・・)
日米金利差も考えると、円ロングドルショートではキャリーコストかかる為、円ロングの足は速いのではと考える。
■基本はドルブルに変更はなし!
しかし113円ミドル(113.41)を割り込まない事。
ローソク足の窓を早期に埋める事。
このポイントをまずは見極めたいところ。
マーケットのセンチメントはドル売りに傾いている為、積極的にドルを買っていくのは暫し待ちたい。