■今朝の日経新聞にも載っていたが、中国や中東による、外貨準備のドルからユーロへのシフトとの記事から、昨日はユーロ買いにつながった。
個人的には、この話は今に始まった事では無いし、EURという第二の基軸通貨ができた以上、USDから一部のシフトは当然と考える。
■中国の外準について考える。
今や日本を抜いて、世界第一位の外貨準備保有国になった。
今後も元売りドル買い介入を続ける事や海外からの資本流入を考えると、ますます外準は増え続けるだろう。
その外準を米債以外での運用と言う事は考えるが、今ある米債を積極的に売って、別の物にシフトしていくとは考えづらい。
今や米債保有額でも相当な中国にとって、米債売り→ドル売り(ドル安)は、自らの資産価値を減らす行為になり、大きく動かせない状況。
米国との貿易不均衡を考えても、結局今の状態を維持する事が一番ではないだろうか。
■結局、アメリカの双子の赤字や今回の外貨準備のみならず、日本の財政赤字にしても、潜在的にはリスクは必ず存在し、問題はこれがいつ顕在化するかである。
個人的にはマーケットのセンチメントが、その材料にスポットを当てるまでは、大きな影響は無いと考える。
■ユーロ円が1999年に発足以来、144円台に初めて乗せてきた。
長い揉み合い相場を上抜けてきた為、個人的には150円を目指すような展開になると考えている。
EUR圏は、引続き利上げしていくと考えている事。
日本も利上げモードに入ると考えているが、絶対金利差からユーロ買い円売りになると考えている。
■ドル円に関しては、見通しは変わらずドルブルに変更はなし。
しかしユーロドルの上昇もあるが、米国利上げ打ち止めといった一時的な材料が出尽くすまでは、上値重く下攻めをするリスクには気をつけたい。
しかし、アメリカの利上げ打ち止め後は、米債への資金流入フローを伴った、ドル買い地合を予想には変更無し。