まとめです。
『きものの下着・防寒編〜1日屋外で過ごす場合〜』
このシリーズは、1/10に大阪ミナミで開催された
十日戎・宝恵駕行列
(とうかえびす・ほえかごぎょうれつ)
に参加するための防寒対策でした
おかげ様で寒さも感じず
無事終えることができました。
では、具体的にご説明します
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1.上半身の下着
2.下半身の下着
3.カイロ
4.きものと襦袢
5.気付いたこと
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1.上半身の下着
素肌から着る順番を説明します。
①GUNZE 綿ウール肌着(後ろ衿改造したもの)
②モンベル スーパーメリノウールEXPラウンドネックシャツ(後ろ衿改造したもの)
③無印良品ダウンベスト(衿ぐりを改造したもの)
④ユニクロメリノウールセーターの袖
(袖だけ切って切り口は三つ折りで手縫い)
アームカバーとして使用しました。
2.下半身の下着
①足袋を重ね履き
まずジャストフィットのフリース裏のストレッチ足袋を履き、その上に少し大きめのストレッチ足袋を履く。
足袋と足袋の間に足裏用のカイロを貼る。
3.カイロ
貼るタイプと貼らないタイプ、
足袋の裏に貼る小さいもの、
そして、
郁子先生から『よもぎカイロ』を
お差し入れをいただき
体の芯からポカポカで大変助かりました!
このカイロは、貼ってから10時間経った
帰りの新幹線の中でも熱かったです!
《カイロを貼る位置》
背中×2枚
お腹×2枚
腰×2枚
長襦袢の袖裏×2枚
足袋の間×2枚
袖の中(貼らないタイプ)×2枚
そして、
郁子先生のお差し入れ、
よもぎカイロのおかげで
体の芯からポカポカでした
4.きものと襦袢
きもの→総絞り(正絹)
襦袢→長襦袢(正絹、無双袖)
いつも着ている綿の半じゅばんよりも、
正絹の長襦袢の方がより温かいです
きものには、フッ素樹脂系の防水スプレーをかけたので、通気性が若干減り保温性があがったのかも?
帯には、シリコン系の防水スプレーをかけました。
雨に濡れましたが見た目には大きな難はなく、
効果はあったのかもしれません。
5.気付いたこと
活動時間:7:30〜16:00ごろ
(建物内やアーケードの中にいた時間もあり)
防寒対策をしっかりすると、
1月コートなしの屋外活動も可能でした。
とにかく、下着が大切。
長時間歩く時は、
クッション性のある足袋が有効
今回は、フリース裏足袋+ストレッチ足袋
足の疲れが断然違いました。
お試しあれ。
夏もそうですが、冬も下着、
とにかく下着の工夫が1番大事
以上です。
防寒対策を詳しくご教示くださった
山村郁子先生、若静紀先生、
おかげ様で大変助かりました!
本当にありがとうございました
《余談ですが》
ふだんの下着をご紹介
上半身→あしべ織汗取り肌着+半じゅばん
下半身→綿ステテコ+東スカート
この上にきものを着て帯を締めます。
補正はなし。
通年同じです。