こんにちは。

いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は低気圧一過の晴れやかなお天気。

日差しは暖かく、適度な風が抜け、

ご近所うろうろのお散歩日和でした。

こんな日は庭の植物のお世話だけで一日を過ごしたいところです。

とはいえ、そうはいかないのが浮世の事情というもの、

室内にて肩の凝るPC作業にいそしんで過ごしました。

今週のうれしいニュースは、先日マスターズで優勝した

松山英樹さんのこと。

先週から私、スポーツニュースにざわついてしまっています・・・

マスターズでの優勝は日本人初。

今までの挑戦者たちも絶賛だとか。

すごいです！しかもあの若さで！

グリーンのジャケットを着てバンザイしている姿はとてもうれしそうで、

昨今の暗い、なんだか煮詰まったかのような世間の陰りも吹き飛ばしてしまったかのよう。

どんなときにも、地道に頑張っている人は結果を残すことができるんですね。

といううれしいニュースではあったんですが・・・・、

若干気になったのがあのグリーンジャケット。

だってサイズが合ってなかった。

・・・・・・・・・・・・・。

後から聞いたのですが、とりあえず授賞式には近いサイズの出来合いのものを着てもらって、後から採寸してぴったりフィットするジャケットを差し上げるのだそうです。

（その後一年間はご本人の手もとにお持ちいただくそうですが、

その後オーガスタに預けるのだそうです。

そういう習わしなんだそうですよ。）

やはり、グリーンジャケットもそうですが、

誂え物はサイズが合っていて、ぴったりフィットするようであってほしいものです。

見た目もカッコ良いしね。

、ということで、今日のお題。

ぴったりフィットする指輪について。

（長らく引っ張ってきましたが、今日を最終回とします。）

今まで、サイズのはかり方や、フィットしやすいデザインについて語ってきましたが、

もう、どんな手段を使ってでもフィットさせてしまうゾ

という、強い気持ちで臨むとすれば、、、、、

少々強引な手段がまだございます。

一般的に、というか、普通の指輪は指を通す空間はまん丸です。

私がかつて、初めてジュエリー教室で指輪の作り方を教わったときも

リングはまん丸になるように整える工程がありました。

（今でもリングを作るときはこの作業工程があります）

でも、実は人の指の骨格はまん丸ではないのです。

（実際に見たことはありません。そういわれています。）

鶏肉の手羽の骨にしても、輪切りして真円が見られるようには思いませんよね。

だから、まん丸の指輪がフィットしにくいのはある意味、当然なのです。

そこで、骨を見ることはできませんが、自分の指を実際にノギスで測ってみました。

すると、図で書くとこうなっていました。

（フリーハンドで描いています。お見苦しい点、ご容赦ください。）

薬指で説明しますと、

指の骨の形は、

第一関節は横に張り出し、付け根は前後に張り出した楕円

ということになります。

図で描いた形は長径と短径の長さが極端に違いますが、

実際はごく小さい差です。

第一関節の方は長径と短径の差は1ミリ以上あることもありますが、

指の付け根は1ミリ未満のごく少ない差になります。

そのため、こういう形の指輪にするとよいのではないでしょうか？

（ほんとにお見苦しくてすみません。）

ドーム型の指輪で説明していますが、

指を通す穴を（ほんの少しだけ）前後に長い楕円にします。

第一関節に通す時は指輪を横向きにして通します。

付け根に落としたら指輪を1/4回転させて正しい位置に着けます。

デザインは大振りでなくとも良いので、若干でも隙間のあるドーム型がつけやすいでしょう。

できれば正面にポイントがあるデザインの方が安定するかと思います。

これでもう、関節が入らなくて大きいサイズにしたり、つけたときにくるくる回ったりということがなくなる（少なくなる）と思います。

但し

こういう楕円の指輪は売っていないと思います。

なので、こういう楕円の指輪がいいわ、と思ってくださいましたら

ぜひこちらへご相談ください。

アトリエ・ピンドット (p-jewell.biz)

今、ホームページを全面改装していまして、以前より情報が取り出しやすくなりました。

ジュエリーの豆知識も記事として掲載していますので、オーダーする、しない、にかかわらず、ご興味あればお読みいただけますと幸いです。

よりフィットする指輪をつけたい・裏技