ぼんやり、に続く単なる回顧録です
それから8ヶ月、めでたく寛解を迎え
特養に戻るには体力的に自信がなくて
少し自立度の高い方のお世話ができる
デイサービスに席を移しました
…日曜祝日はお休みになりました✨✨
約60人の入所者が居た特養
デイは曜日で人数の変動がありましたが
Maxでも45人。
お風呂も特養ほどの流れ作業感はなく
ちょっぴり優雅になりました
が、通いの皆様の持ち物の扱いは
非常にデリケートですから
全然別の気遣いが必要になりました。
着てきた服をそのまま着て帰るのか
下着だけは着替えるのか
全取り換えか!?
オムツやパットの扱いも非常にシビアで
例え汚れが無かろうと
1度身に付けたものなんて
湯上りに再利用なんかしなくてよっ
…な、方ばかりではなく
使えるうちは際限なく
毛玉ができても
少々ヨレていても捨てないでください
…っていう事情のおウチもある
特養では生活全てが委ねられている分
ある程度職員が主導な部分もあって
入浴拒否のある方に
ごまかしごまかし
力技で納得させてしまったりしてましたが
デイでは頭脳戦で、力技はいけません。
…いや、特養だって力技は極力避けたいし
良くないことなんだけれども。
話は逸れましたが
お食事中も、お茶のおかわりとか
下膳するだけの見守りで大半が済み
介助の必要な方は数人で手厚く行えました!!
日中の傾聴も大切なお仕事
隣に座って、折り紙などしながら談笑
…は、特養では考えられない
穏やかな時間でした
受験資格を満たした頃
ちゃっかりと介護福祉士の資格まで取らせていただき
なぁんにも売りのない
単なるおばちゃんだった私にも
一応、その道では資格所持者という
眩しい肩書きができました
それでも!!
50を目前にして
そろそろ大勢のお風呂の介助は
体力的に限界かなぁと感じ始め
私事、娘のこともあり
いつかは障害者支援をしたい
という漠然とした気持ちが
今だよ!!
と、合致したため
お世話になった高齢者施設を後に
障害者通所施設に転職するのでした
※特養とデイの有り様は、
私の勤めたただ1箇所だけの個人的な感想ですので、色々な立場から思うことがおありの方々には
どうか御容赦いただきたいと思います