今日から 9月...

ずいぶん blogから 遠ざかって しまいました


私にとって 寂しい...寂しい...セプテンバー


...と 言うのも...

先月初めに my 母が

あの世へと 旅立って 行ったのでした


直前に...

83歳の 誕生日を 迎えた 母...

私は いつになく 「お誕生日 おめでとう!」の

言葉と 共に ちょっと 奮発した 普段着を

2セット プレゼント


母は 嬉しそうに

「覚えてて くれたん...

    あなたには 1番 えらい目 (大変な 思い)

    させたねぇ

    女の子やったから...

    こんな 着ることまで...(気をつけてくれて)

...と 私に 言いました


もしかしたら こうなることを

母も 私も なんとなく 悟っていたのかも

知れません...



わが家と ひとり暮らしの 母宅とは

ほぼ 隣同士


母娘と 言うものは

毎日 顔を 合わせたら すぐに 口喧嘩に なるので

ずいぶん前から

朝夕の 新聞を 取り込んでいるかの

生存確認は 毎日 欠かさず...

週に 3回は 身の 回りの ちょっとした

手伝いを する 程度を 心がけて おりました


しかし...

特に 今年の 夏は 暑くて...

7月の 半ばくらいから

今まで きちんと 取り込まれていた

朝夕の 新聞が そのままに なり

ちょっと 弱っているなぁと 感じていたので

ほぼ 毎日 顔を のぞかせて おりました


「ちょっと しんどそうだから 病院行く?」

...の 問いかけにも

病院 嫌いな 母は 「大丈夫...行かんで良い」

...と 元来の 意地っ張りを 見せて いました


誕生日の 翌日も 私の 仕事が 休みだったので

朝...昼...夕...と 3食の 食事

...と 言っても 以前から 食が 細くなっていたので

朝...551の 豚まんひとつを 温め...

昼も 同じく 551の 豚まん...

夕方には 母の 好きな フルーツサンドイッチと

コーヒー牛乳を 食べさせて 自宅へ 戻りました


翌朝も 7時前に 「おはよう!」と

アップルパイと ペットボトル飲料を 持ち

玄関の 鍵を 開けて 中に 入ると

ベッドに 母が いない...


ふと 廊下に 目が 行き

母が まっすぐ 仰向けに

倒れていることに 気が つきました


すぐに 救急車を 呼びましたが

素人の 私が 見ても 駄目だと わかったので

心臓マッサージや AED の 蘇生措置は

やめてもらうよう お願いしました


母には 痛い 思いを させたくない...

穏やかに 眠っていて欲しい...

ただ それだけでした


誕生日から わずか 2日後の ことでした


そこから 後は ひとりで 亡くなっていたので

警察に よる 検死...

事件性が ないことが 確認されたので

母の 亡骸は すぐに 戻って来ました


戻った 母の 顔を 見て 不謹慎ながら

思わず 笑っちゃいました...

「どんだけ 気持ち 良さそうに 寝てるねん!」


眠った 母の 顔は ちょっと 笑みを 浮かべ

本当に 気持ち良く 幸せそうでした


死因は 心臓が 止まったことに よる

突然死だったそうです


時間は 深夜 1時頃...


私が 発見したのが 朝の 7時前だったので

暑かったとは 言え

きれいな ままの 母の 体でした


ぎりぎりまで 固形の 食べ物を 食べ

お手洗いも 私の 手を 煩わすことなく

ひとりで できていました


負けず嫌いな 性格の

立派な 母の 最期でした



時は 進み...

葬儀が 始まる 直前...

私は 母の 棺に もたれ掛かり 寄り添いました


ぽろぽろと こぼれ落ちる 涙が

透明な 窓を 通して 母の 頬の あたりへ...


不思議な ことに

棺に 入っても 母の 胸 (の あたりと 言うのは

温かくて 落ち着くものなんだなあと...

あまりの 心地よさに つい うとうと


それを 見た ご住職さまが

私に 声を かけられたので

それまで 張りつめていた 気持ちが

一気に 爆発し わんわん 泣いてしまいました


「お母さん...笑ってるよ...

    幸せだったんだねぇ」


ご住職さまの 目にも 涙が きらり

(汗じゃないと 信じてる!(笑))


そんな 暑すぎる 夏の 出来事でした...



父を 30年ほど前に 病気で 亡くし...

それからと 言うもの...

私に 大きな 力を 貸してくれた ハズバンドに

感謝すると 共に...

母に 幸せを 運んでくれた わが家の 三姉妹...

愚弟ながら 立派に 家族葬を 出してくれた my 弟...

母に 寄り添い続けた 私も 微力ながら

孝行できたかな~と 自負しておりまする


“ 心の 中で 生き続ける ” 

そんなことは あるもんか...と

ずっと 思っていましたが

今度ばかりは 本当に 私の 心の 中で

母は 生き続けて おりまする


心残りが あると すれば...

最期に 551の 豚まんやなく

もちょっと ええもん 食べさせて

あげれば 良かったかな~と (笑)


私らしいて ええかな (笑)


とりとめの ない 話を

ずらずら 書いてしまいました


今年の 夏の 出来事の ほんの わずかでも

記録と して 残しておきたい 一心で

blogに してみました


時間は 素早く 日常へと 戻っていきますが

私の 心の 日常は おいてけぼりを くらってます


少しずつ...ゆっくり ゆっくりと

時間を かけて 心の 日常を 取り戻したいと

思います


また ぼつぼつ blogの 再開と 共に

皆さんの blogへも お邪魔したいと

思いますので どうか これからも

よろしく お願いいたします



親死...

子死...

孫死...

これは ママ友が 小学校の 卒業式で

おめでたい言葉だと 卒業生に

送った 言葉でした


子どもが 親を 見送る...

自分の 命を 大切に...と

ママ友は 子どもたちに

伝えたかったのだと 思います


当たり前の ようで 高齢化 社会の

昨今の 世の中では これもまた

当たり前で なくなって きているかに

感じています


親を 見送った 今...

なんとなく ほっとした 気持ちも

感じられる 今日この頃です